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民泊時の隠し撮り対策に!? カメラレンズを見つけ出す「SpyFinder」

2019年04月14日 21:01  Techable

Techable

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ビジネス、プライベートの旅行でAirbnbなどの民泊を利用する人は年々増えている。それに伴い、最近問題化しているのが、民泊の部屋での隠し撮りだ。

その対策として米スタートアップSpy Associatesが展開しているツールが「SpyFinder」。搭載する特殊なLEDライトを光らせながらファインダーを覗き込むと、隠しカメラのレンズが見つけられるというデバイスだ。・レンズがLEDに反射SpyFinderの使い方は極めてシンプルで、側面についたボタンを押しながらファインダーをのぞきこんで部屋をチェックする。

「それだけで発見できるの?」と思うかもしれないが、SpyFinderはボタンを押すと6つの特殊な赤色LEDライトが光るようになっている。この特殊な光をあてると、カメラのレンズが反射するのだという。

開発元によると、最近はカメラの小型化によってさまざまな場所や装置に隠されているが、カメラがどんなに小さくてもこのライトなら存在を見つけられるとのこと。・単4電池2本で作動SpyFinderがレンズを検知できるのは13.7メートルの範囲。ホテルや民泊の部屋、公共のトイレや更衣室などで活用するには十分だろう。電源は単4電池2本。手のひらサイズなので旅行に携帯するのにも邪魔にならない。

SpyFinderは昨年クラウドファンディングサイトで資金調達に成功し、現在、同社サイトで販売されている。価格は248ドル(約2万8000円)とそれなりにするが、これでプライバシーを確保できるのであれば、特に女性にとってはその価値はありそうだ。

SpyFinder