2019年F1中国GPの土曜予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールは4番手だった。Q3のアタックラップでミスをしたというルクレールは、クールダウンラップで無線で「シャルル、何してる! お前はバカだ!」と放送禁止用語を使いながら自分を罵った。チームメイトのセバスチャン・ベッテルは3番手で、タイム差はわずか0.017秒だった。
■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
シャルル・ルクレール 予選=4番手
今日は自分自身に腹が立った。最後のラップでミスをした。絶対にミスをすべきでないラップだったのに。
全体的にはポジティブな点もあったと思う。3回のプラクティスセッションを通してセットアップに苦労し、マシンやドライビングに対する自信も欠如していた。でも予選前にいくつかの変更を施したところ、状況が改善され、期待していたラップタイムが出せるようになったんだ。その点は良かったが、今日マシンのポテンシャルすべてを引き出すことができなかったことには失望している。
ライバルたちは今週末最初のセッションからコンペティティブだったから、予選でも速いだろうことは分かっていた。明日のレースは最初に思っていたよりも難しいものになりそうだ。昨日は(トラブルで)ロングランができず、今朝も赤旗が出たためにできなかったから、決勝のことは予想がつかない。タフなレースになるだろうが、可能な限りプッシュしていく。ライバルはかなり強力だろうけどね。