トップへ

独立キッチン搭載!? 小型キャンピングトレイラー「Traverse」は太陽光発電も

2019年04月14日 09:01  Techable

Techable

写真
“マイホーム”ごと移動できるキャンピングカーがあると、旅の楽しみ方が広がる。ただ、キャンピングカーはそれなりのお値段がするものが多い。そこで最近人気上昇中なのが、車で牽引するキャンピングトレイラー。

今回は、リーズナブルな価格ながらソーラーパネルで発電したり、キッチン部分をスライドさせたりできるなど、一味違うカナダ発の最新トレイラー「Traverse」を紹介しよう。・キッチンが動くTraverseはティアドロップ(涙の雫)と呼ばれる形状で、長さ3.4メートル、重量454キロと小型軽量の部類に入り、基本的にはコンパクト。ただその限られた空間をいかに過ごしやすいものにするかという点で、随所に工夫が光る。

たとえば、トレイラー後部にはキッチンが備わっているが、ガスコンロやカウンター、冷蔵庫、キャビネットなどのキッチンを丸ごとスライドして引き出せる。これにより、トレイラー内にくつろぐスペースを十分に確保できる。

また普通のトレイラーだと出入りは1カ所だが、Traverseでは両サイドに設けていて、これにより開放的な空間を演出している。換気を素早くできるのもメリットだ。・換気扇やLEDライトも一方、キャンプで重要になるのが電源の確保だが、Traverseはルーフに100Wのソーラーパネルを、そして発電した電気をためるバッテリーも搭載する。その電気で、トレイラー内に配備されたコンセントやUSBポートを介して家電やガジェット類を充電できる。

小型トレイラーと言っても、折りたたみ式のマットレスはクイーンサイズ。カップルで過ごすには十分だろう。夜も快適に過ごせるよう、天井に3段階調整できる換気扇を設置していて、ナイトライトとしてLEDストリップも付いている。

気になる価格はというと2万4999カナダドル(約208万円)~。ソーラーパネルやバッテリーのアップグレード、トレイラーカバーの取り付けなどオプションも多数用意されている。

開発元のスタートアップEvolveは、Traverseよりも安価なタイプも展開していて、そちらも併せてサイトをチェックしてほしい。

Traverse/Evolve