2019年F1中国GPの土曜予選で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは3番手だった。
■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
セバスチャン・ベッテル 予選=3番手
今日はもっといいタイムを出せたかもしれないが、それでもライバル(メルセデス)を破ってポールを獲得するほどの速さはなかったと思う。最悪の結果ではないけれど、完全に満足しているとはいえない。出だしは良かったが、純粋なパフォーマンスに関して1周でのペースはライバルたちの方が上だった。
でもこのマシンは決勝で強いはずだから、それを全56周にわたって示したい。長いレースだし、またすごい接戦になると予想している。正しい作戦を選択することが重要になってくる。正しいタイミングで正しい判断をしなければならない。それでどこまで行けるのかを見てみる。計算に入れなければならない不確かな要素が大量にあるんだ。
上位のドライバーたちは皆ミディアムタイヤでスタートする。それが正しい選択になるかどうかは、明日になれば分かる。どんなことも起こり得ると思っている。
(Q3最後のアタックについて語り)なんとか最後のアタックラップを走れて本当によかった。時間的にかなりぎりぎりのタイミングだった。チームから「あと10秒しかない」と言われて急いで、セッションが終わる前にラインを越えることができた。
(マックス・フェルスタッペンが、ベッテルに抜かれたことでロスして最後のラップを間に合わせることができなかったと憤慨していると聞いて)僕は隊列の最後にいたから難しい状況だった。チームから、セッション終了が迫っていて、あと10秒でアタックラップをスタートしなければならないと言われたので、何とかする必要があった。他のドライバーたちにそういう指示が出ていたのかどうかは知らない。全員が僕のように急いでいたら、皆間に合っていたと思う。僕は、最後のラップに入ることを優先した。他のドライバーたちは(間に合わなくなりそうなことに)気付いていないかのようだった。