F1中国GPの土曜FP3終盤、トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは大クラッシュを喫し、マシンが大破した。その影響で続く予選への出場を断念することをチームが明らかにした。
アルボンは最終コーナーで態勢を崩してコースオフし、スピンしてウォールにクラッシュした後、コース上でストップした。幸いアルボンにけがはなく、メディカルセンターでの診察を受けた後、身体に問題ないとの診断を得た。しかしマシンは大きなダメージを負っており、予選出場は難しいのではないかと考えられていた。
チームは予選スタート約1時間前に、「残念ながら、FP3でのクラッシュによりモノコックが広範囲にわたってダメージを受けたため、アルボンは予選に出場することができなくなった」との声明を発表した。
FP3でアルボンは9番手、チームメイトのダニール・クビアトは10番手と、トロロッソ・ホンダは好位置につけていた。