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ヘンリー王子&メーガン妃、病院玄関口の“ベビーお披露目”はせず バッキンガム宮殿が声明発表

2019年04月12日 11:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

プライベートな出産を選んだヘンリー王子夫妻(画像は『The Royal Family 2019年3月20日付Instagram「Prince Harry is greeted by students from St. Vincent’s Catholic Primary school ahead of taking part in a tree planting project in the schools grounds.」』のスクリーンショット)
現地時間11日、バッキンガム宮殿はヘンリー王子とメーガン妃夫妻の第1子誕生に関する新たな声明を発表した。そのなかで夫妻は人々からの温かい祝福の言葉に感謝を述べるとともに、出産前後の詳細情報については非公開とする決意を明かしている。

“ベビー・サセックス”の愛称で早くも注目を集めているヘンリー王子とメーガン妃夫妻の第1子。経済誌『フォーブス』は、赤ちゃんの名前や性別、誕生日そして出生場所に至るまで、これまで人々が賭けに費やした総額は11億円を超えたと伝えている。これはウィリアム王子とキャサリン妃夫妻の3人の子供達、ジョージ王子・シャーロット王女・ルイ王子全員の出産時の賭け金、総額300万ポンド(約4億4000万円)の3倍に届きそうな数字だという。

このように世界中から大きな注目を集めるヘンリー王子とメーガン妃夫妻の第1子出産のニュースだが、バッキンガム宮殿が現地時間11日に以下のような声明文を発表した。

「サセックス公爵夫妻は第1子を迎えるにあたり、英国内はもとより世界中から届く皆様からの温かいメッセージに心から感謝いたしております。」
「殿下ならびに妃殿下はこのたび、第1子誕生に関する詳細を非公開とさせていただく決断に至りました。我が子誕生の喜びをまずは家族でかみしめ、のちに皆様に報告させていただくことを心待ちにしております。」

以前から関係者らは、

「誕生する第1子は王位継承権も低いですし、夫妻はできる限りプライベートな環境で出産を迎えたいと願っています。」
「メーガン妃は緊急帝王切開などの可能性も懸念しているため、出産間もないタイミングで病院玄関口に完璧な姿で登場しなければならないプレッシャーは感じたくないのです。」

と証言していたが、このたびバッキンガム宮殿から正式に声明が発表されたことで、ヘンリー王子とメーガン妃夫妻が故ダイアナ妃やキャサリン妃のように、ロイヤルベビー初お披露目の場所として知られる「セント・メアリーズ病院」の「リンド・ウィング」玄関口に立つ可能性はほぼゼロに等しくなったと王室レポーターらは報じている。

キャサリン妃の出産時は数週間前から病院の名前が明かされ、病院前は報道陣や王室ファンでごった返していた。しかし専門家は、このたびのメーガン妃の出産について「出産場所はおそらく最後まで公表されることはないだろう」と見ている。また今後の段取りとしては、メーガン妃のお産が始まったタイミングでバッキンガム宮殿がその旨をアナウンスし、のちに夫妻のInstagramアカウント「@sussexroyal(サセックス・ロイヤル)」から第1子誕生のニュースが明かされることになるだろうと予想されている。

王室コメンテーターのヴィクトリア・アービターさん(Victoria Arbiter)は「ヘンリー王子とメーガン妃は我が子のプライバシーに関し、誕生第1日目から徹底する意向なのでしょう」とツイート、また『Daily Mail』王室記者レベッカ・イングリッシュさんは以前、夫妻のウィンザーへの引越し理由について「“ガラス鉢の中の金魚”のような生活から逃れたかったから」と述べていた。

パパラッチの過熱報道が原因で母親を亡くしているだけに、生まれてくる我が子のプライバシーは何としても死守したいヘンリー王子。父親になるにあたり、今後はこれまで英王室の慣習をことごとく覆してきた妻メーガン妃とともに、“ロイヤル流”ではなく“サセックス流”を貫いていく構えなのであろう。

画像は『The Royal Family 2019年3月20日付Instagram「Prince Harry is greeted by students from St. Vincent’s Catholic Primary school ahead of taking part in a tree planting project in the schools grounds.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)