河合勇人監督の映画『初恋ロスタイム』の特報が公開された。
仁科裕貴の同名小説を実写映画化する同作は、世界のあらゆる物が突然静止し、自分だけが動くことができるという不思議な現象に遭遇した浪人生の相葉孝司が主人公。自分の他に動くことのできる少女・篠宮時音と出会った孝司は、毎日12:15に1時間だけ起きるその時間を「ロスタイム」と名付けて、2人でその時間を楽しむようになっていくが、ロスタイムにはある秘密が隠されていた、というあらすじだ。孝司役に板垣瑞生(M!LK)、時音役に吉柳咲良、ロスタイムの真実を知る医師・浅見一生役に竹内涼真がキャスティング。
特報では、浅見の「昔ね、時間が止まったことがある」というセリフや、ロスタイムを共に過ごし距離が近づいていった孝司が時音にキスしようとするシーン、「ロスタイムじゃないときも会いたい」「もう孝司には会えない」という孝司と時音のやりとり、「静止する時間に隠された、切ない真実――」というコピー、必死に自転車を漕ぐ孝司の姿などが確認できる。