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ペレス、F1中国GPで2年ぶりの入賞を狙う「上海の決め手はトリッキーなターン1を制すること」

2019年04月11日 12:21  AUTOSPORT web

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セルジオ・ペレス(レーシングポイントF1)
レーシングポイントF1のセルジオ・ペレスは、中国GPで結果を残すための決め手となるのは、ターン1を制することだと語った。

 今週末の中国GPを前にペレスは、「中国GPのことを考えると、浮かんでくるのはターン1のことだ」と明かした。

「トリッキーなコーナーだ。とても長いし正確なコーナリングをするのが難しいから、そこではほんの小さなミスでさえ高くつくし、不満の残る結果になってしまう」

「全般的にとても難易度の高いコースだ」

「フロントの性能が制限されるコースだから、長い高速コーナーでフロントタイヤがうまく機能するように、バランスを見出す必要がある」

 困難が待ち受けているコースではあるものの、ペレスは、上海を訪れることを楽しみにしていると述べた。

「毎回アジアを訪れることを楽しんでいるよ。それに上海はとてもクールな都市だ」

「とても熱狂的なファンがいて、週末に向けて大きなエネルギーをもらうことができる」

「街を探索する十分な時間はないけれど、いつも地元の食べ物に挑戦しているよ!」

 今週末の中国GPで、F1は1000戦目という節目を迎える。ドライバーたちは、長いF1の年月におけるそれぞれの思い出に浸ることになるだろう。

 ペレスはF1の思い出について、次のように話した。

「子供の頃に見た覚えのある、いくつかのレースのことを考えていた」

「初めてファンとして観戦したレースは、2002年のインディアナポリスで、僕はその時12歳だった。レース観戦はファン・パブロ・モントーヤが開催したマイアミでのカートレースの優勝特典だったんだ!」

「ドライバーとしてF1で最も記憶に残るレースは、僕にとってはおそらく2012年のマレーシアGPになるだろう」

「僕はF1で2年目を迎えていた。フェルナンド・アロンソ(当時フェラーリ)との素晴らしいバトルの末、2位の座を獲得したんだ。そのレースのビデオを数週間前に見たけれど、今でもエキサイティングだった」

「天候のせいですべての戦略が変わり、僕は最終ラップでフェラーリを捕らえた。ファンにとっても素晴らしいレースだったと思うよ」

 2019年シーズンはここまでの2戦で、レーシングポイントは少なくともひとりのドライバーをポイント圏内でフィニッシュさせている。チーム代表のオットマー・サフナウアーは、その勢いを中国でも維持できることを期待している。

「引き続きポイント圏内のフィニッシュを目指して中国へ向かう」とサフナウアーは語った。

「バーレーンGPは非常に難しいものだったが、上海ではより競争力を発揮できると考えている」

「現在のパッケージからさらに力を引き出すことができると感じており、そのことを中国で示せるよう願っている」