ワタベウェディングは「大学生の結婚へのイメージ・意向調査」の結果を発表した。昨年11月に実施。男性171人、女性313人の合計484人が回答した。
男性は86.3%、女性は89.5%が「結婚意欲がある」と回答している。9割程度の学生が結婚したいと考えている傾向は、過去5年と同様だ。結婚したい年齢も大きな変化はなく、男性で26.2歳、女性で26.3歳。全体の平均は26.3歳だった。26歳前後で結婚したいという人が多いようだ。
「結婚式は挙げたくない」じわじわ順位上昇
結婚式を挙げたい場所としては、例年同様、海外リゾートや国内リゾートが人気だ。2018年の結果では、1位「海外リゾート」33.0%、2位「国内リゾート」30.5%、3位「ホテル」21.0%だった。
一方、2015年から2017年まで5位だった「挙げたくない」(5%)が今回初めて4位に浮上している。「若者の結婚式離れ」がじわじわ広がっていることの表れかもしれない。
リゾートで挙式を挙げる場合、希望する場所1位は5年連続で男女ともハワイ。男性は2位が沖縄(13.5%)、3位バリ(12.4%)、4位グアム(11.2%)、5位その他(6.5%)と続く。女性は2位が同じく沖縄で、3位グアム(9.7%)、4位バリ(8.8%)、5位イタリア(7.8%)だった。
結婚式の過ごし方も、「皆を呼んで盛大にワイワイと過ごす」(47.8%)、「こじんまりと親しい人とゆっくり過ごす」(52.2%)と、こじんまり派が過去5年間で初めて優勢になった。
挙式にどんな意味があると思うか尋ねると、最も多かったのは「友人へ感謝の気持ちを伝えられる」(53.3%)。2位は「ふたりのけじめをつけられる」(20.1%)、3位は「両親や親族へ感謝の気持ちを伝えられる」(12.7%)だった。
式を行う上でこだわりたいポイントを聞くと、最も支持されたのは「挙式会場の雰囲気」(62.4%)だった。このほか「料理などのおもてなし面」(33.5%)、「価格」(30.4%)、「演出や装飾」(27.1%)と続いた。