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レッドブルRB15・ホンダに苦労するガスリー「徐々にいい方向に向かっている。上海では大量にポイントを稼ぎたい」:F1中国GPプレビュー

2019年04月10日 08:51  AUTOSPORT web

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2019年F1第2戦バーレーンGP ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)
レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、まだ新しいマシンになじめていないが、良い方向に進んでいるとして、第3戦中国GPで好結果を出そうと意気込んでいる。

 2019年にトロロッソからレッドブルに昇格したガスリーは、ここまでの2戦、予選でも決勝でもチームメイトのマックス・フェルスタッペンに後れをとっている。しかし前戦バーレーンでは8位で今季初入賞を達成、徐々にいい方向に向かっているとガスリーは感じている。

「バーレーンGPは、コンディションの変化が激しく、楽な週末ではなかった」とガスリー。

「でもポイント圏内でフィニッシュできたのはよかったと思う。そしてバーレーン後、今週末に向けて、自分たちが改善することが可能なエリアに集中的に取り組んできた」

 ガスリーはバーレーンGP決勝直後、まだレッドブルRB15・ホンダを乗りこなせていないと認めていた。

「まだ快適に走れているとはいえない。プッシュしようとすると、リヤとトラクションに苦しむんだ」

「マシンの力をめいっぱい引き出すために自分が何を改善できるのかを知る必要がある。もっと自信を持って走れるようにするための対策を、エンジニアと一緒に探っていく。今の段階ではプッシュできずにいるからね」

「マシンが違うのだから、努力して適応しなければならない。自分のドライビングスタイルにもっと合うセットアップをチームと一緒に探すつもりだ。中国でもっと強さを見せられるように全力を尽くすよ」

 ガスリーが中国GPに出場するのは今年が2回目だ。トロロッソで戦った2018年の中国GPでは、予選17番手、決勝18位と、いい結果を出すことができなかったが、ガスリーは今年はレッドブルで入賞することを目指している。

「中国のことはあまりよく知らない。中国GPに出たのは去年が初めてだったんだ。でもまた走るのが楽しみだよ」

「上海はかなり特殊なトラックだ。バックストレートがとても長く、ラップの序盤がテクニカルなんだ」

「1戦ごとによくなってきているから、この調子で改善していきたい。中国では今までよりもいいパフォーマンスを発揮して、もっと上の順位を狙えればいいね」

「レッドブルが初優勝を達成したのは中国GPだった。今年のレースはF1で1000回目のグランプリに当たるし、特別な週末になるはずだよ」