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乃木坂46 4期生の初舞台『3人のプリンシパル』開幕 遠藤さくら「恥を捨てて思い切り楽しみたい」

2019年04月10日 00:11  リアルサウンド

リアルサウンド

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 乃木坂46の4期生による初公演『3人のプリンシパル』が、4月9日よりサンシャイン劇場で上演を開始した。


参考:乃木坂46『プリンシパル』が生んできた数々のドラマ 舞台の歴史と4期生の注目メンバーを解説


 2012年に渋谷PARCO劇場で行なわれた、乃木坂46にとっての初舞台公演『16人のプリンシパル』からスタートした同シリーズ。これまで1幕の全員参加によるオーディションを経て、2幕の演劇に出演するメンバーを観客の投票で決定するという形式で行なわれてきた。今回も1幕はオーディション、2幕はウィリアム・シェイクスピア原作の劇『ロミオとジュリエット』(構成・演出:谷 賢一)、3幕はミニライブで構成される。各公演のオーディションでは、メンバーの中から2幕の劇に登場するロミオ役、ジュリエット役、それ以外全部役(乳母やマキューシオといった複数の役)に3名が選ばれる。


 9日の公演前には公開ゲネプロが上演され、囲み取材に遠藤 さくら、賀喜 遥香、掛橋 沙耶香、金川 紗耶、北川 悠理、柴田 柚菜、清宮 レイ、田村 真佑、筒井 あやめ、早川 聖来、矢久保 美緒の11名が登場。舞台への意気込みについて4期生メンバーは、「恥を捨てて舞台を思いきり楽しみたい」(遠藤)、「舞台で自分の殻を破って強くなりたい」(北川)、「全公演、常に全力で楽しんで新しい自分に変わりたい」(柴田)、「4期生で唯一演技経験があるので、その経験を活かして頑張りたい」(早川)など、それぞれ思いの丈を語った。


 「それぞれの役でどんな部分に注目してほしいか?」という質問に移り、ロミオ役について賀喜が「4期生の中でも背が高いし声も低いので男役をやったらカッコイイかなっと」と説明すると、4期生で一番身長の低いという矢久保は「かっきーとは逆で可愛い感じのロミオができれば」とそれぞれの個性をアピールした。ジュリエット役では掛橋が「ジュリエットはわがままなお嬢様で、気が変わりやすいし純粋。いろんな一面があってそれぞれの演技にも差をつけられると思うので、そこに注目してほしい」と語った。また、それ以外全部役については金川が「それ以外全部役は着替えが大変だけど、マキューシオや乳母みたいに役の切り替えがあって楽しい」とコメントし、田村も「たくさんの役をひとりでやるので一番個性をだしやすい役だと思います」と共感してみせた。


 『プリンシパル』には、乃木坂46の先輩メンバーがみんな経験してきた歴史がある。早川 は「1期生、2期生、3期生のみなさんが経験してきたことができるのは嬉しい」と喜びも示し、柴田も「全部の役のセリフを覚えるのは大変だけど、『プリンシパル』を通して乃木坂46としての自覚も芽生えてきました」と語った。また、「先輩メンバーからのアドバイスはあったか?」と聞かれると、掛橋は「久保(史緒里)さんから『みんなとやりたい役がかぶっても、自分のやりたい役をやればいいんだよ』ってアドバイスをもらいました」と振り返った。最後に田村が4期生を代表して「4期生では初めての舞台。この機会を大切に全公演全力でやっていきたいです」と力強く宣言した。


 『3人のプリンシパル』は、2019年4月9日から4月21日までサンシャイン劇場にて開催。なお、全公演チケットはソールドアウトしている。(泉夏音)