マイナビは4月9日、「マイナビ・日経 2020年卒大学生就職企業人気ランキング」の結果を発表した。
調査は2018年12月~2019年3月にかけて実施し、2020年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生(当時)計4万7939人から回答を得た。同社は「マイナビ大学生就職企業人気ランキング」を1978年より毎年実施している。
文系男子1万3273人、文系女子1万9760人から回答を得た文系総合ランキング1位はJTBグループ(1336票)。3年ぶりに首位に返り咲いた。2位は前年首位の全日本空輸(ANA)(1313票)、3位は東京海上日動火災保険(1306票)となった。
理系は味の素、明治、カゴメなど食品系企業が人気
4位以降、ソニー(1302票)、日本航空(JAL)(1238票)、味の素(775票)、伊藤忠商事(749票)、コナミグループ(725票)、ソニーミュージックグループ(723票)、アサヒビール(704票)がトップ10に入る。
味の素(前年34位から6位)、コナミグループ(62位から8位)、ソニーミュージックグループ(20位から9位)は前年から順位が急上昇し、初のトップ10入りとなった。
理系男子 8775人、理系女子 6131人から回答を得た理系総合ランキングはソニー(1102票)が3年連続で首位。2位も3年連続で味の素(710票)。3 位は明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ)(482票)、4位カゴメ(352票)で上位4つは昨年度の順位と変わらなかった。
5 位以降、富士通(339票)、トヨタ自動車(334票)、サントリーグループ(323票)、アサヒビール(321票)、森永乳業(318票)、オムロン(301票)と続く。5位の富士通は2007年卒以来13年ぶり、10位のオムロン(前年18位)は初めてトップ10入りとなった。