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YouTuberカジサックの登録者数80万人突破 幾多の炎上を乗り越え「年末までに100万人」が視野に

2019年04月09日 16:50  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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お笑い芸人のキングコング・梶原雄太さんが運営するYouTuber「カジサック」のチャンネル登録者数が80万人を突破した。4月9日現在、82万7000人となっている。

昨年10月からYouTuberの活動を開始し、今年末までにチャンネル登録者数100万人に達さなければ芸人を引退すると宣言していた。このままのペースで行くとあと2~3か月で目標達成しそうだ。

「人の気持ちを考えない笑いはつまらない」と度々炎上するも着々と登録者数伸ばす

今月6日には登録者80万人記念動画を公開。雨上がり決死隊の宮迫博之さんが出演し、だし巻き卵の作り方を解説していた。

ネットでは当初、YouTube進出を不安視する声が多かったが、カジサックさんは元人気芸人のコネを生かして、動画のゲストに人気お笑い芸人を招待。南海キャンディーズの山里亮太さんや、NON STYLEの石田明さんが出演した動画は再生回数200万回を超える。

家族が顔出しで出演しているのもポイントだ。カジサックさんが料理を振る舞ったり、長男と一緒に旅行に行ったり、といった動画が「家族愛を感じる」と人気で、「家族出てるやつは全部欠かさず見てる」といった声も寄せられている。

一方で、度々炎上している。今年2月にはスニーカーコレクターであるカメラマンのスニーカーをすべてお菓子の「スニッカーズ」に置き換えるという動画を公開。これまで約60万回再生されたが、コメント欄には「人の気持ちを考えない笑いはつまらない」など批判的な声が殺到。7割近くが低評価にしている。

また同月、評論家の宇野常寛さんに失礼な態度を取ったとして、宇野さんがツイッターで「なんで、お前中心の『面白さ』『盛り上がり』のため僕らが嫌な思いしなきゃいけないんだ?」などと告発、炎上する事態となった。

テレビ的なノリで「面白いと思った」という気持ちが先行して炎上する傾向があるが、まさに「悪名は無明に勝る」といったところだろうか。

引退をかけた期限の年末まで8か月を切った。年末までに登録者数を20万人増やすことはできるのだろうか。またYouTube視聴者はカジサックさんのノリを楽しみ切れるだろうか。