今週末の第3戦中国GPでは、F1通算1000レース目の節目を迎える。親子2代でF1ドライバーとなったハースのケビン・マグヌッセンは、「F1の一部であるというのは素晴らしいことだ」と語った。
前戦バーレーンGPでは、ハースは予選で力強いパフォーマンスを示したものの、決勝レースではマグヌッセンが13位、チームメイトのロマン・グロージャンがリタイアと、期待はずれの結果に終わった。
マグヌッセンは中国GPに向けて、「幸運なことに、僕たちはレース後にテストをすることができた。チームも様々なことを評価できるだろう。このテストから答えを見つけることができると願っている」と語った。
過去2シーズン、中国GPではポイントを獲得しているマグヌッセンだが、彼は過去のパフォーマンスが今後の結果を示すことはないと慎重な姿勢だ。
「毎年、全てのレースが(過去のレースとは)異なる。マシンもパッケージも、異なるものを持ち込んでいる」
「過去の結果を見て、『自信を持てる』ということはない」
「なかには、普段以上に自分たちに適したトラックもある。でも、上海のトラックが傑出して合っているトラックだとは言えないだろう」
「極めて標準的なレースだ。可能な限りベストな結果を出すためにも、通常通りのやり方で取り組むつもりだ」
またマグヌッセンは、1000レースを祝福するイベントが行われるおかげで、数少ないF1ドライバーであることがどれほど幸運なことかを思い出すことができると述べた。
「F1の一部であるというのは素晴らしいことだ。子供の頃からの夢だったからね」
「僕の父(元F1ドライバーのヤン・マグヌッセン)からのとても大きな財産だ。中国で1000レース目を祝福することを楽しみにしている」