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メーガン妃 王室御用達医師の立会い断り、自ら選んだ“女医チーム”で出産へ

2019年04月09日 10:11  Techinsight Japan

Techinsight Japan

またしても物議を醸しているメーガン妃(画像は『Kensington Palace 2019年1月10日付Instagram「The Duchess of Sussex will become Patron of four organisations that reflect the causes and issues with which she has long been associated including the arts, access to education, support for women and animal welfare.」』のスクリーンショット)
第1子の出産が間近に迫っている英王室メーガン妃。先日は英王室が過去40年間贔屓にしてきたロンドン市内の病院では出産しない意向が明らかになったが、今度は妃が王室御用達名医の立会いを断ったというニュースが舞い込んできた。英『Mail on Sunday』などが伝えている。

ロンドンからウィンザーへの引越しを無事に済ませ、現在は第1子の誕生を待ちわびるメーガン妃。故ダイアナ妃やキャサリン妃が出産した英王室ゆかりの「セント・メアリーズ病院」では出産しない意向が伝えられたばかりだが、ウィンザーに引越した夫妻は自宅近くの「Frimley Park hospital(フリムリー・パーク病院)」での出産が有力視されているほか、フロッグモア・コテージでの自宅出産の可能性も報じられている。

そんななか英『Mail on Sunday』は、メーガン妃が第1子の出産に向けて王室御用達の名医達の立会いを断り、女性医師らからなる独自の“チーム”を雇ったことを伝えた。妃は自身の出産に“スーツ姿の男性”が立会うことを拒み、自らが選んだ医療チームと出産に臨む意向を頑なに主張したという。

エリザベス女王の婦人科外科医アラン・ファーシング氏やウィリアム王子&キャサリン妃の長女シャーロット王女を取り上げたガイ・ソープ=ビーストン医師はハイリスク出産のスペシャリストとして知られる名医だが、ヘンリー王子&メーガン妃夫妻は両医師の立会いを丁重に断ったそうだ。英王室の掟の1つとして、不測の事態に備え両医師がスタンバイすることが定められているものの、妃はあくまでも自身の選んだ独自の“チーム”とともに出産を迎える意向で、両医師の出番は極めて少ないだろうと伝えている。

キャサリン妃がルイ王子を出産した際は、両医師を中心に麻酔科医や小児科医などの専門家から成る約20名のチームが出産をバックアップしたというが、英王室御用達の医師達は通常無報酬のため、メーガン妃が今回独自の“チーム”を雇うことで「余計な経費がかかるのでは?」と国民からは懸念の声もあがっているようだ。

ちなみにこのたびのニュースに対する人々の声は賛否両論だ。英王室が贔屓にする名医達の立会いを断る行為を「恩を仇で返す」「王室に恥をかかせる」との見方をする人は多く、

「メーガンは“スペンデレラ”(シンデレラをもじった造語で、“浪費家プリンセス”の意味)。思いやりに欠けた無礼極まりない人間」
「女王の執刀医を断るとは、ずいぶんといいご身分だこと! 自惚れるのもいい加減にして」
「“Me-GAIN”(MEGHANのスペルをもじった造語で“自己利益を最優先させる”というニュアンスを持つ)は英王室の顔に泥を塗ってばかり。なんという悲劇」

と批判する声が少なくない。

しかしその一方で、

「女性が自分の望む出産を実現させようとすることのどこが悪いって言うの?」
「女性の当然の権利を主張しているだけ」
「メーガンのことは特に好きではないけれど、こんな風に何もかもバッシングの対象になってしまうのは気の毒としか言いようがない」

と、メーガン妃の選択をサポートする声も見受けられる。

間近に迫った第1子の出産、とにかく無事に生まれてくることを願うばかりだ。

画像は『Kensington Palace 2019年1月10日付Instagram「The Duchess of Sussex will become Patron of four organisations that reflect the causes and issues with which she has long been associated including the arts, access to education, support for women and animal welfare.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)