スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、4月5日付けで2019年第1戦岡山国際サーキットでの参加条件を発表した。スーパーGTに参戦する車両は、下記の条件で参戦しなければならない。各車両の参加条件は下記のとおりだ。
I. クラスI(GT500)
対象車種:ホンダNSX-GT
参加条件:競技車両最低重量:1049kg
ただし、GTAが指定するバラストウエイトを指定位置に搭載しなければならない。
クラスI(GT500)参加車両については、燃料補給装置流量リストリクター(内径25.0mm)が引き続き適用される。
II. GT300クラス
JAF-GT300
競技車両最低重量エアリス径BoP 重量備考トヨタ・プリウス #301250kg34.5mm x2+0kgHYBRID 重量:無し(非搭載)トヨタ・プリウス #311250kg34.5mm x2+0kgHYBRID 重量:+51.0kgスバルBRZ1150kgNone+0kg過給圧は別表参照
*1 2019年JAF国内競技車両規則第3章 10.3.2に従った燃料補給装置流量リストリクター(φ33.0mm)が適用される。
*2 ハイブリッド車両についてはGTAが別途指定するデータを提出しなければならない。
*3 最低地上高はスキッドブロック厚10mm(±2mm)、基準面とスキッドブロックの間にスペーサー15mmを装着とする。
*4 燃料補給装置 流量リストリクター(内径27.5mm)が適用される。
JAF-GT300マザーシャシー
競技車両最低重量エアリス径1個エアリス径2個BoP 重量備考トヨタ86 MCロータス・エヴォーラMCトヨタ・マークX MC1100kg40.00mm x128.29mm x2+50kg
*1 2019年JAF国内競技車両規則第3章10.3.2に従った燃料補給装置流量リストリクター(φ33.0mm)が適用される。
*2 最低地上高はスキッドブロック厚 10mm(±2mm)、基準面とスキッドブロックの間にスペーサー15mmを装着とする。
FIA-GT3
競技車両公認番号最低重量BoP車両重量エアリス径最低地上高給油リス備考ホンダNSX GT3エボGT3-0471260kg+45kg1305kgNoneF:66mm / R:66mm35mmアストンマーティンAMRバンテージ GT3GT3-0511285kg+30kg1315kgNoneF:53mm / R:53mm34mm*5アウディR8 LMSエボGT3-0381225kg+85kg1310kg2x 40mmF:65.5mm / R:128mm30mm*4ランボルギーニ・ウラカンGT3エボGT3-0401230kg+80kg1310kg2x 39mmF:65.5mm / R:128mm30mm*4ランボルギーニ・ウラカンGT3GT3-0401230kg+60kg1290kg2x 39mmF:65.5mm / R:128mm30mm*4レクサスRC-F GT3GT3-0461300kg+20kg1320kg2x 38mmF:90mm / R:280mm33mmマクラーレン720S GT3GT3-0521205kg+100kg1305kgNoneF:60mm / R:65mm34mmメルセデスベンツAMG GT GT3GT3-0421285kg+50kg1335kg2x 34.5mmF:81mm / R:87mm33mmLambda Min 0.93ニッサンGT-RニスモGT3GT3-0481285kg+15kg1300kgNoneF:124mm / R:165mm34mmニッサンGT-RニスモGT3GT3-0301290kg+10kg1300kg2x 40mmF:178mm / R:130mm34mmポルシェ991 GT3-RGT3-0411225kg+30kg1255kg2x 41.5mmF:72mm / R:124mm30mm*4
*1 FIA-GT3はFIAが指定するディメンションに従った形状を有するエアリストリクターを装着しなければならない。
*2 給油リストリクターの形状は、最少内径を除いて、2019年JAF国内競技車両規則第3章第10条 10.3.2第3-2図「流量リストリクター」の形状を維持しなければならない。
*3 搭載する追加ウェイトは、国際モータースポーツ競技規則付則J項257A条第4.3項に従って搭載しなければならない。
*4 クロンテック88K SLを使用する場合の数値を上表は示す。その他のクロンテック製リグを使用する場合、28mmとする。
*5 クロンテック89を使用する場合の数値を上表は示す。その他のクロンテック製リグを使用する場合、28mmとする。
最大過給圧
スバルBRZマクラーレン720S GT3アストンマーティンAMRバンテージGT3ホンダNSX GT3エボニッサンGT-RニスモGT3 2018ニッサンGT-RニスモGT3 2015エンジン回転数[rpm]過給圧レシオ@ Lambda過給圧レシオ@ Lambda過給圧レシオ@ Lambda過給圧レシオ@ Lambda過給圧レシオ@ Lambda過給圧レシオ@ Lambda40001.68 @0.881.51 @0.911.83 @0.881.94 @0.882.02 @0.90425045001.64 @0.881.60 @0.911.87 @0.881.93 @0.882.00 @0.9047504.11 @0.9250004.04 @0.921.62 @0.881.70 @0.911.95 @0.881.92 @0.881.97 @0.9052503.85 @0.9255003.64 @0.921.60 @0.881.77 @0.911.98 @0.881.91 @0.881.94 @0.9057503.45 @0.9260003.23 @0.921.57 @0.881.79 @0.912.00 @0.881.87 @0.881.93 @0.9062503.06 @0.9265002.93 @0.921.54 @0.881.79 @0.912.02 @0.881.84 @0.881.91 @0.9067502.85 @0.921.74 @0.9169001.80 @0.88>/ 70002.70 @0.921.44 @0.881.69 @0.912.00 @0.881.51 @0.881.89 @0.90>/ 72502.53 @0.92>/ 75002.39 @0.921.38 @0.881.97 @0.8880001.30 @0.8881001.10 @0.88
上記過給圧は過給圧レシオであり、GTAが公示する基準大気圧に上記レシオをかけて最大過給圧が決定される。
チームは各イベントにおいて GTA が発表する現地大気圧に合わせて過給圧を調整しなければならない。
GTAロガーにおいて、アクセル開度>30%、エンジン回転数>3000rpm、進行方向加速度が増加もしくは保持の間の条件において、50ms以上、規定過給上限値より+15mbarを記録した場合、審査委員会に報告される。
規定過給圧に対し、線形補間を適用する。