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Snow Man、Travis Japan、SixTONES、美 少年、HiHi Jetsーー全グループ集合のジャニーズJr.チャンネル1周年企画を振り返る

2019年04月08日 10:01  リアルサウンド

リアルサウンド

 ジャニーズ公式YouTubeチャンネル『ジャニーズJr.チャンネル』が、1周年を迎えた。ふだんは、Snow Man、Travis Japan、SixTONES、美 少年、HiHi Jetsとユニット毎に動画をアップしているところを、今週は5グループ33人が大集合。【1周年記念特別企画】と題して、特別動画を5日連続で配信した。


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 田中樹(SixTONES)、深澤辰哉(Snow Man)の進行で、「かぶったらダメよ~」ゲーム、「みんな~揃えてね!ゲーム、KYゲーム、古今東西ゲームを行なうのだが、オープニングからグループを超えたワチャワチャで大盛り上がり。日頃、ユニット内では見慣れた風景であっても、一堂に会することで、改めてそれぞれのグループの個性を感じることができた。


 Snow Manは、深澤、佐久間大介、渡辺翔太、宮舘涼太、岩本照、阿部亮平に加えて、向井康二、目黒蓮、村上真都ラウールの3名が加入し、9人の新体制になったばかり。冒頭から向井と佐久間が肩を組み、岩本が目黒とラウールの肩に手をポンポンと当てて前に出るように促し、阿部が「うちのラウール」と注目されるようにするなど、グループとして新たな一歩を踏み出そうという団結力の高まりを感じる。そんな頼れる兄たちに囲まれ、15歳のラウールもノビノビと発言。末っ子愛されキャラを確立しそうな予感だ。


 Travis Japanは、松倉海斗と松田元太が双子感満載な雰囲気で登場するも、とっさのコメントが出ずにモゴモゴ……すると、機転をきかせた宮近海斗が「深く聞かないでください」と即座に回収していくなど、冒頭からチームワークの良さを発揮。また、1年の振り返りをしっかり者の川島如恵留がスーツ姿で説明するものだから「マネージャーさんなんですか?」とツッコまれ、すぐに「大変なんだよ、売り込み中だから」とノって笑いを誘う。一方で、松田が足袋風の靴を披露するなど、長く一緒にいるメンバー間ではなかなかイジられないファッションネタも新鮮な一幕だ。


 またSixTONESは、いつもグループ内でも盛り上げキャラの森本慎太郎&ジェシーが、他グループのメンバーにも絡みまくりの大暴れ。いつも手綱を締める田中がMC席と少し遠いこともあって、クールな松村北斗がツッコミ役を買って出たり、責任感の強い髙地優吾が全体の流れを軌道修正するなど、いつもよりしっかりした一面を見せる。だが、いざ注目を集めるとシャイな場面が出てしまう不器用なところも……。すると、京本大我が背筋を伸ばすようにつついて笑いを取るなど、SixTONESらしい団体芸が健在だ。


 そんなSixTONESに、おいしくイジられたのが、美 少年とHiHi Jets。美 少年の活動を那須雄登が「ゲーム企画を楽しみながらやってきました」と振り返ると、優等生すぎるコメントだと言わんばかりに田中が「はい、了解です」とバッサリ。見かねた深澤が「何やりたい? 次は?」と助け舟を出すと「自分たちでゲームを作りたい」と答える那須に、今度はジェシーが「やっちゃいなよ」と、ジャニーズらしい無茶ぶりも。


 また、HiHi Jetsの猪狩蒼弥がお気に入りの森本は、「ちょっと猪狩さんいいっすかね」とわざわざ呼び出す。「なんすか~!」とイジられる予感しかない猪狩は、複雑な表情で前に出ると、「今日ジャージで来ちゃったみたいで」と、いきなり猪狩の服装を解説し始める森本。すると、全くテイストは違うもののジャージを着ていたジェシーも、そそくさと隣に立って猪狩と同じポーズをとって“イジってくれ“アピール。すると、やはりSnow Man方面から「何なんだよ!」とツッコミが入り、ジャニーズJr.というひとつのファミリーの笑いを届けてくれた。


 もちろん、そんな個性あふれるメンバーで息を合わせるのは難しく、罰ゲームが連発。そんな中でも、リアクションのいいメンバーがいれば「学べ学べ!」と貪欲に吸収していくなど、成長意欲の塊な33人。お互いがライバルでありながらも、同じ夢を追いかける仲間であることが伝わって来る。それぞれに魅力があり、どのグループにも夢を叶えてほしいと願わずにはいられない。


 この1年間、前例のない中でYouTubeという新境地を開拓してきた彼ら。動画を配信すること事態にも慣れ、いよいよ次の1年が本番といったところだろうか。世界にもダイレクトに注目される可能性に満ちたYouTubeで、一体どんなチャンスを掴むのか。彼らの成長、そしてジャニーズJr.チャンネルから目が離せない。


(佐藤結衣)