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働く女性の9割が職場の人間関係に悩み “部下の話を聞かない”“気分屋”上司に困惑

2019年04月08日 07:00  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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エン・ジャパンは4月5日、「職場の人間関係」をテーマにしたアンケートの調査結果を発表した。調査は2月から3月にかけて、同社が運営する『エンウィメンズワーク』を利用する女性499人を対象に実施。インターネット上で回答を得た。

職場の人間関係で悩んだことがあるか聞いてみたところ、全体の86%が「ある」と回答した。年代別に見ると、30代では90%の人が悩んでいた。

「指示内容に一貫性がなく気分屋で、職場の空気がいつもピリピリしていた」


職場の人間関係で悩んだことがある人に、誰との関係で最も悩んだか聞くと、「上司」が最も多く46%、次いで「先輩」が24%、「同僚」が23%という結果となった。具体的には、

「上司と私の、仕事に対する常識が合わず、日々言い合いになり神経をすり減らした」(23歳)
「自分の考えが絶対で、部下の話を聞こうとしない上司だった」(29歳)
「指示内容に一貫性がなく、気分屋の上司で、職場の空気がいつもピリピリしていた」(31歳)

という声が挙がった。

いずれの世代も「上司」が一番多かったが、20代は「先輩」(31%)という回答が目立った。30代も次点に「先輩」(24%)が挙がっている。一方で40代では、「同僚」(27%)が「上司」(40%)に次いで2位という結果となった。

「職場で褒め合いカード」など工夫 程よい距離感も大切

職場でよい人間関係を築けたエピソードとして、以下のようなものが寄せられている。

「職場で褒め合いカードというものを作成。ちょっとしたことでも、メンバーのいいところを書いて提出し、毎月発表しています。褒められた側も嬉しいし、良い人間関係に繋がっていると思います」(25歳)
「結局は人によると思うので、味方になってくれる人と深く付き合い、他の方とは当たり障りなくうまく関わっていくことで、良い関係を築いていけると思います」(25歳)
「職場では上司、同僚と一定の距離を保つようにしています。上司には個人的な話はあまりしなくとも、業務上の報連相は忘れず、同僚にはプライベートな事には干渉しないようにしています。そんな中で、本音を話せる仲になった方とは、プライベートでもお付き合いをしています」(40歳)

業務時間外の職場の人との交友を望むか聞いてみると、「望まない」が34%で、「望む」(11%)を上回る結果となった。年代別に見ると、「望む」と回答した人は20代が一番多く18%。30代(10%)、40代(9%)と年代が上がるにつれて消極的になっていくようだ。