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高橋一生と滝藤賢一は“KD男子”? 『東京独身男子』会見で明かした本音の結婚観

2019年04月07日 21:21  リアルサウンド

リアルサウンド

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 テレビ朝日土曜ナイトドラマ『東京独身男子』が渋谷ストリームとコラボし、主演を務める高橋一生及びメインキャストの斎藤工、滝藤賢一の巨大ビジュアルが掲出される。そのことを記念した撮影会と記者会見が4月7日に開催された。


【写真】はにかむ高橋一生


 『東京独身男子』は、没頭できる仕事と趣味、高い家事能力を持ち独身を謳歌する”あえて結婚しない男子”=「AK男子」にスポットを当てたドラマ。高橋一生、斎藤工、滝藤賢一と豪華俳優3人が独身アラフォー男子を演じることで話題の作品だ。


 冒頭の撮影会は、渋谷ストリームの稲荷橋広場で行われ、3人が巨大ビジュアルにサインを入れた。このイベントは一般客も観覧することができ、高橋は会場に集まったファンに手を振るなどファンサービスをしながら笑顔を見せる。斎藤も手を振ったり視線を送り、ファンを喜ばせた。


 会見ではそれぞれドラマの見どころや互いの裏の顔について暴露。個性にあったスーツ姿で登場し、和気藹々とトークを繰り広げた。撮影の中で印象に残っているエピソードを聞かれると、高橋は「早くも2話で旅館に行くので、そのシーンが特に印象的ですね。3人でわちゃわちゃと話しているシーンが多くて、そこが印象深いです」と3人の仲の良さを伺わせる。さらに撮影の合間には「お芝居の話は皆無ですね。現場に入ってお芝居をすると、だいたい3人とも少年のようにはしゃいで芝居をしています。なので僕はとっても楽しくお芝居ができています」と高橋は顔をほころばせた。


 また、滝藤は「どんなに土砂降りの雨でも一生くんが来ると雨が止む。究極の晴れ男です!」と裏話を披露。それに斎藤も続いて「一生さんは本当に、神がかった男なので。神ですね。地球に舞い降りた神なんじゃないかなと」としみじみ語った。司会者が「それでは私たちは『東京独身男子』で神を観ることができるのですね?」と煽ると斎藤は「神が主演です。神が主題歌も歌ってくださいます」とジョークを飛ばし、会場からは笑い声が響いた。


 続いて、3人それぞれの名前の書かれた札が用意され、司会者の質問に該当する人の札をあげるというコーナーに。「女性を口説くのが上手そうな人は?」との質問で高橋の名前が挙がる。その理由に、滝藤は「なんのお話をしていても一生くんに聞けば答えてくれる」と高橋の博識ぶりを明かした。また、斎藤は「僕もさっき大きめの買い物をするときに、一生さんに色んなことを相談しました。相談してから決断するくらい、信頼を置いています。一生さんに聞けば間違いないかな」と高橋への信頼を熱く語った。それを聞いて高橋は「ありがとうございます! 絶対的な信頼を寄せられている高橋一生です」と自己紹介をして笑いを誘った。その博識さの理由は、好きなことは思わず掘り下げて調べてしまう性格ゆえなのだそうだ。


 また「女性にマメそうな人は?」というお題に高橋は滝藤を挙げる。高橋曰く「滝藤さんは家族サービスがすごく素敵で、そういう話を聞くたびに、こういう気遣いが大切なんだなと勉強させてもらっている」と話した。滝藤はそれを受けて「マメなはずないじゃないですか!」と笑ったあと、「家族のことは大切にしているので、一生くんの言ったようなことはしていますけどね」と話した。すると高橋が「先日ここで(テレビ朝日)、新入社員の入社式で滝藤さんは『奥さんと改めて恋愛がしたい』と仰っていたんですよ。なのでお子さんたちだけではなくて、奥様に対しても気遣いがある人なんですよ」と滝藤の素顔を告白。しかし、その時の滝藤は思わず「恋愛がしたい」と言ってしまったらしく会場がざわついたそう。高橋はその時のことを心配そうに「曲解されていないといいけど……」とぼやいた。滝藤はその時のことを「ずっと、どんどん好きになっていきたい、そういう夫婦でいたい」という意味であったことを改めて説明した。


 終盤、記者からの質問では「AK男子のように、◯◯男子と表すならどんな男子?」という質問が。高橋は「KD男子です」ときっぱり。KDについては「僕は言い訳したくないんです。”あえて”結婚しないとか。なので”結婚できない”男子です」と話し会場は笑いに包まれた。高橋は結婚について「無理だな、と思いました」ときっぱり話し、さらに会場は爆笑の渦に。それにかぶせて滝藤が「僕もKD男子です」と言うと、既婚者の滝藤に対して会場からはハテナが飛ぶ。すると滝藤は「”子だくさん”男子です」と笑い、会場はまさかのオチにさらなる爆笑に包まれた。


 終始仲が良く、和気藹々と話しており撮影現場での空気が手に取るようにわかる様子の3人。それぞれの芝居に対してリスペクトを持ちながら、和やかに進む様子に、ドラマでの掛け合いも楽しみに感じられた。


(Nana Numoto)