4月6日、東京・お台場の特設会場でモータースポーツシーズン開幕を告げる『モータースポーツジャパン2019フェスティバル in お台場』が開幕。春らしい爽やかな気候のなか、4万6485人のレース好き、家族連れで賑わった。
お台場の複合商業施設『ダイバーシティ東京プラザ横』、ゆりかもめの東京国際クルーズターミナル駅(旧船の科学館駅)前の特設会場で行われるモータースポーツジャパン2019フェスティバル in お台場は、各自動車メーカーの最新モデルやレーシングカーが集結、迫力のデモランなども披露されるイベントだ。
ここ数年は国内モータースポーツシーズン開幕時期に開催され、激闘の始まりを盛り上げるイベントにもなっている。
イベントには、2018年のル・マン24時間レースを制したトヨタTS050ハイブリッドやWRC世界ラリー選手権を戦うトヨタ・ヤリスWRCのほか、スーパーGTを戦うレクサスLC500、ホンダNSX CONCEPT-GT、TCRジャパンを戦うTCR車両など集結。展示や迫力のデモランで会場を盛り上げた。
また、各ブースではドライバーによるトークショーやサイン会なども行われ、ドライバーが2019年シーズンにかける意気込みを語ると、ファンからは熱い声援が送られていた。
会期初日午後には、2020年の開催を目指すWRC日本ラウンド、“Rally Japan(ラリー・ジャパン)”に関する記者会見も行われ、2019年11月にテストイベント『セントラル・ラリー愛知2019』の開催もアナウンスされた。
イベントではそのほか、グリッドセレモニーやラリーカー、D1マシンによるデモランが行われたほか、終盤には恒例となっているメーカー対抗カート大会も行われた。
今年のカート大会には、トヨタ、ホンダ、ニッサン、スバル、若手カートレーサーチームの5チームが出場。初日は佐々木大樹、高星明誠、平手晃平のニッサンチームがポールポジション、第1ヒート、第2ヒートでトップチェッカーの完勝を果たしている。
会期初日の6日(土)は春らしい気候に恵まれたこともあり、朝から多くのファンが来場。この日は主催者発表で4万6485人が入場したとのこと。これは強風で会期が短縮された2018年から103%増の入場者数という。
モータースポーツジャパン2019フェスティバル in お台場は4月7日(日)も開催される。入場無料なので、休日のレジャーも兼ねて足を運んでみては。詳しいタイムスケジュールはイベント公式サイトで確認できる。