スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは4月4日付けで、第1戦岡山におけるモラルハザード適用ドライバーを発表。au TOM’S LC500をドライブする関口雄飛、カルソニック IMPUL GT-Rのジェームス・ロシターが公式練習最初の1時間に参加できないことになった。
スーパーGTでは、レースを観戦しているファンに質の高いレースを提供するため、またすべてのレースの規範となるスポーツマンシップを構築し、モータースポーツの安全性を高めるべく、GTAドライビング・モラルハザード防止制度を設けている。
このモラルハザード防止制度はスーパーGTシリーズ全戦と公式テストに適用され、ガイドラインに反する行動があったドライバーにはペナルティポイントが与えられ、このポイントが累積するとセッションやレースへの参加制限が課される。
今回、このモラルハザードが適用されたのは関口とロシターのふたり。関口は、2018年シーズンの最終戦もてぎで64号車(Epson Modulo NSX-GT)と接触したことでペナルティポイント2点を与えられており、第7戦までの累計点と合わせて合計が4点以上となった。
ロシターも2018年シーズン第3戦鈴鹿でペナルティポイント2点を与えられていて、第2戦までの累計2点と合わせて合計が4点以上になっている。
この結果、関口とロシターは第1戦岡山の公式練習、スタートから1時間はセッションへの参加ができないこととなった。