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『テラスハウス』和田理生(休日課長)インタビュー 川谷絵音との約束&利沙子との“その後”は?

2019年04月05日 09:11  リアルサウンド

リアルサウンド

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 Netflixで配信されているリアリティーショー『TERRACE HOUSE OPENING NEW DOORS』に出演したゲスの極み乙女。/DADARAY/ichikoroの休日課長こと和田理生。ミュージシャンとしてだけでなくリアリティーショーでも活躍し、新たな扉を開いたことで変化はあったのだろうか。和田は、飾らない姿や、“歩くリッツ・カールトン”と評されるほどのホスピタリティで、『テラスハウス』の視聴者からも人気が高い。谷川利沙子との恋愛では真っ直ぐな思いを丁寧に伝え、最後まで恋に向き合う姿を披露した。今回、出演時の心境や今後の恋愛、音楽についてなどをじっくりと聞いた。


(参考:『テラスハウス』つば冴&至恩カップルが破局をInstagramで報告


■「次の恋をしたい、という意欲自体はある」


ーー和田さんはテラスハウスのメンバーでは一番年上でしたね。年下のメンバーとは10歳以上も離れていると思いますが、暮らしていく中でジェネレーションギャップなどはありましたか?


和田理生(以下、和田):考え方が少し違うな、とは思いました。僕なら「靴下事件(詳細:『テラスハウス』牽制の第45話ーー前田健太も思わず閉口した、女子メンバーの確執)」も、なんとか丸く収めようとしていたでしょうね。それぞれに、結構なトゲがあるというか、一つひとつの物事にこだわるなと感じました。でも、それはジェネレーションギャップと言うより、シンプルに自分が歳をとったのかなって(笑)。自分も20歳のときは尖っていたし喧嘩もしたので。


ーーその年の差を面白いと感じたことはありましたか?


和田:海斗くんは、自分の真剣に向き合っていることと、そうではないことでスイッチを切り替えられる人で、そこがすごくかっこいいなと思いました。普段はおっとりしているのに、スケボーのこととなるとすごい楽しそうだし。まやちゃんは頭の回転が早いけど、思ったことを言ってしまうから、誤解されてしまうところもあるのかなと。きっと友達とかともぶつけ合って解決してきたんだと思うんですけど、それが合わない人とは、関係が難しくなってしまうタイプというか。僕は「オッサンきもい!」とか言われていましたが、心地よかったですよ(笑)。悪意も感じないし、尾を引かないやりとりができる子です。僕が振られた時も、海斗とまやが笑ってくれたことで、辛気くさくならなくて良かったなと思いました。


ーー和田さんと言えば利沙子さんとの大恋愛ですよね。恋愛が終わったら、曲を書くと川谷さんと話していたと思います。進捗はいかがですか?


和田:そのことを考えると……胃がキリッとします(笑)。曲に関しては、思いついたフレーズを録音したりとネタを集めているところで、これから少しずつ出来上がっていくんです。どんな曲になりそうかはまだわからないですが、ただの恋愛ソングではなく、もう一つ深いところで作れたらいいですね。個人的に好きな歌詞像ーー小説的というか、情緒的なものにしようかな、もしかしたら全く違う女性のことを曲に書くかもしれないな、と色んなことが頭に浮かんでいます。利沙子の曲を書かなければいけない、というお題ではないので。


ーー利沙子さんとは連絡を取っていますか?


和田:気さくにとっていますよ。友達感覚でランチに行ったりしています。


ーー今後、あらためて恋に発展する可能性は……?


和田:利沙子としてはそんな感情がないんじゃないかな(笑)。友達止まりになっちゃったんだと思います。ああいう状況で一緒に住んだ仲間ってそうそういないので、ファミリー感があって今も仲良くしていますし、お互いにインスタを見ているので、会ったらそのことについて話しています。


ーー新しい恋愛は始まりましたか?


和田:始まってないですね……今は食と音楽しかないです(笑)。ちょっと寂しいですけど、Netflixでドラマを見てキュンキュンしています。最近だと『深夜食堂』の色恋沙汰のある回とか(笑)。次の恋をしたい、という意欲自体はあるんですけどね。


■「海外の方からも“レシピを教えてくれ!”とDMが来ます」


ーーNetflixで世界に配信されているテラスハウスに出演したことによって、DADARAY、ゲスの極み乙女。にも海外からの反響はありましたか。


和田:インスタグラムでDMが来たりしました! 熱心な人からは「あなたの使っているベースのメーカーを教えてください」なんてメッセージもありましたね。基本的には顔見知りにしかDMを返さないのですが、それはちょっと返信したくなりました(笑)。あとは東京駅でタイの方に「Are you TERRACE HOUSE!?」って言われたり(笑)、銀座線でもアメリカの方に声をかけられました。海外の方は「あの人、理生かな?」みたいなのがなくて、すぐに声をかけてくれるので、気づかれたことがわかりやすくて嬉しいです。


ーーライヴに来る方も変わりましたか?


和田:DADARAYは、ライブ終演後に物販を手売りするのでお客さんに会えるのですが、その時に「テラスハウスを観て来ました」って言ってくれる方もいますね。それをきっかけにそのバンドのことを好きになってくれたのは、素直に嬉しいなって思います。


ーーすでに音楽領域で成功されている和田さんですが、今回リアリティーショーに出演することによって新たな可能性を開くことはできましたか?


和田:料理のことはすごく聞かれるようになりました。今回出てみて、これまでの比じゃないくらい聞かれますね。海外の方からも「レシピを教えてくれ!」とDMが来ます。


ーー音楽に関してはいかがですか? ゲスの極み乙女。は川谷さんがプロデュースや作詞作曲、ほな・いこかさんが女優として活動したりとか、音楽を主軸にしつつ色々活動していますよね。


和田:ゲスってみんな多彩で個性が強いと思います。バンドメンバーが覚えてもらえるバンドって珍しいなって思うので、それに関してはゲスって面白いバンドだなって感じています。自分がテラスハウスに出たことで、知ってもらえたことは大きいですし、思い切ってやってみたら広がるんだなってことで味をしめました(笑)それをきっかけにさらに広がればいいなと思います。ただ、音楽に関する接し方が変わったかというとそういうことはないですね。チャレンジしようと思うことが増えたと思います。


ーー和田さんって、ライフスタイルに焦点のあたる方なのかなという印象です。


和田:会社員時代のウェブインタビューも反響がありましたし、言われてみるとそうですね(笑)。狙ってライフスタイルを発信していこうというわけではないのですが、「僕でいいなら話すよ」という気持ちでいます。


ーーファンに休日課長ではなく、素の和田理生を見せることに抵抗はなかったですか?


和田:ないですね。音楽活動においては、自分の出している音だけを見て判断してほしいと思っているので。自分自身、どんなアーティストでも好きなアルバムとそうではないアルバムがありますし、アーティストの私生活が見えたからどうだということはないです。それで嫌われてしまうならそれまでですし。現状はそんな声も聞こえてこないですし、自分にとってはプラスな出来事ばかりだと感じています。


ーー今年以降の活動についても聞かせてください。


和田:1年前の自分は今を想像できていないと断言できるくらい、色んなことに挑戦した年でした。なので、2019年は今の自分から見て、それ以上の自分になれるようにすることを目標にしています。そのために、スピード感を持って色々なことを決断していきたいですね。


(Nana Numoto)