トップへ

ロバート・レッドフォード俳優引退作『さらば愛しきアウトロー』7月12日公開 伝説の銀行強盗描く

2019年04月05日 08:11  リアルサウンド

リアルサウンド

写真

 ロバート・レッドフォードの最新作であり俳優引退作『The Old Man & the Gun(原題)』が、『さらば愛しきアウトロー』の邦題で7月12日に公開されることが決定。あわせて日本版ビジュアルと場面写真が公開された。


参考:ハリウッドを揺るがすアジアンカルチャーの台頭とナラティブの変化 サンダンス映画祭現地レポート


 1960年にデビューしたのち、『明日に向って撃て!』が大ヒットを記録、『スティング』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、その実力を認められたレッドフォード。60年近くに及ぶ役者人生の中で膨大な人数のファンを獲得し、すべての時代に名作を刻み続けてきた彼が、本作を最後に引退する。


 レッドフォードが60年に及ぶ俳優人生の最後に演じるのは、16回の脱獄と90回以上の銀行強盗を繰り返した、実在した伝説のアウトロー。1980年代初頭のアメリカを舞台に、ポケットに入れた拳銃をチラリと見せるだけで、微笑みながら誰ひとり傷つけず、目的を遂げる銀行強盗フォレスト・タッカーの姿を描く。


 レッドフォードの引退の花道を飾るのは、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレック、『キャリー』のシシー・スペイセク、『ドリームガールズ』のダニー・グローヴァー、『ダウン・バイ・ロー』のトム・ウェイツら。レッドフォードが若い才能を支援するために設立したサンダンス映画祭で頭角を現した、『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』のデヴィッド・ロウリーが監督を務めた。


 公開された日本版ビジュアルには、銃のポーズを構えるレッドフォードの姿と、キャッチコピー「ポケットに銃を、唇に微笑みを、人生に愛を。」が記されている。(リアルサウンド編集部)