4月3日のF1バーレーンテストに全10チームが参加、メルセデスのテストを担当したジョージ・ラッセルがトップタイムをマークした。
バーレーンテスト2日目最終日は、終日ドライコンディションとなり、前日の雨による遅れを取り戻すべく、各チームが精力的に周回を重ねた。
この日、ラッセルが2日間にわたるテストの総合トップタイム1分29秒095(C5タイヤ)を記録。メルセデス育成ドライバーのラッセルは、2019年にウイリアムズからF1デビューを果たしたが、今回メルセデスに戻ってテストを行った。
2番手はレーシングポイントのセルジオ・ペレス、3番手はフェラーリのセバスチャン・ベッテルだった。ベッテルは上位2台よりハード寄りのC3タイヤでベストタイムを出している。
レッドブル・ホンダからはジュニアドライバーのダニエル・ティクトゥムが参加。自身初のF1テストでティクトゥムは135周を走行、9番手タイムをマークした。
トロロッソは前日に引き続き、アレクサンダー・アルボンを起用。ダニール・クビアトはピレリタイヤの開発テストを2台目のトロロッソ・ホンダで行った。タイムはクビアトは5番手、アルボンは7番手だった。
2日にフェラーリでF1テストデビューを果たしたミック・シューマッハーは、3日にはアルファロメオに乗り、6番手タイムを出している。
■2019年F1バーレーンテスト2日目タイム結果(4月3日)
PosDriverTeamTime(tyre)Laps1ジョージ・ラッセルメルセデス1'29.029(C5)1012セルジオ・ペレスレーシングポイント1'29.095(C5)613セバスチャン・ベッテルフェラーリ1'29.319(C3)1034カルロス・サインツJr.マクラーレン1'29.715(C3)215ダニール・クビアトトロロッソ・ホンダ(ピレリテスト)1'29.911(2020年プロトタイプ)1116ミック・シューマッハーアルファロメオ1'29.998(C5)707アレクサンダー・アルボントロロッソ・ホンダ1'30.037(C4)1438ランス・ストロールレーシングポイント1'30.049(C5)359ダニエル・ティクトゥムレッドブル・ホンダ1'30.856(C4)13510ロマン・グロージャンハース1'30.903(C4)8711フェルナンド・アロンソマクラーレン(ピレリテスト)1'31.006(2020年プロトタイプ)6912ピエトロ・フィッティパルディハース1'31.209(C3)4813ランド・ノリスマクラーレン1'31.303(C2)7214ジャック・エイトケンルノー1'31.500(C4)10315ニコラス・ラティフィウイリアムズ1'32.198(C4)10016カルロス・サインツJr.マクラーレン(ピレリテスト)1'32.269(2020年プロトタイプ)60
※C1タイヤが最もハード、C5が最もソフト