映画『スマホを落としただけなのに』の続編の製作が発表された。
昨年11月に公開され、興行収入19.6億円以上を記録した北川景子主演の映画『スマホを落としただけなのに』。恋人が落としたスマートフォンをきっかけに命を狙われることになるヒロインの恐怖や、隠された過去が暴かれていく様子が描かれた。
続編は、原作者・志駕晃によるシリーズ第2弾『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』を映画化するもの。前作で過去にトラウマを持つ刑事として登場した加賀谷を主人公に据え、解決したはずの連続殺人事件から数か月後、同じ現場から新たな死体が発見され、真相を探るために自身が逮捕した獄中の連続殺人鬼・浦野と再び対峙した加賀谷が、新たなネット上の闇の存在を知るというあらすじだ。
主演を務めるのは前作で加賀谷を演じた千葉雄大。ダークウェブ上に存在する「M」という謎の存在を加賀谷に明かす獄中の連続殺人鬼・浦野役を前作に引き続き成田凌が演じる。監督も中田秀夫が続投。公開は2020年を予定している。
■千葉雄大のコメント
監督はじめスタッフの皆さんに、もう一度お会いできるのがすごく楽しみです。1作目の感想は僕もたくさんいただいたので、続編が決まって嬉しく思っております。この作品は、成田くん無しでは成立しないので、また共演できることも大変嬉しいです。ありがたいことに1作目では顔が似ていると言われることが多かったのですが、2作目では一緒のシーンもたくさんあるので、お客様を混乱させないようにしたいと思います(笑)。
当たり前のことですが、やらせていただく限りは精一杯素敵な作品になるよう力を注ぎたいと思います。この作品が伝えたいことは何なのか。その軸をしっかり持ちつつ、加賀谷を演じたいです。
第1作目では、事件を追う刑事という役柄でしたが、今回はそのパーソナルな部分が深掘りされると思うので、第1作目を観てくださった方にも楽しんでいただける作品になれば、と思います。もちろん観ていない方にも楽しんでいただける内容にもなっております(笑)。といった感じで全方位全網羅して参りますので、よろしくお願い致します!
■成田凌のコメント
2。わくわくします。
まさか、2を。そして、自分がそれに出るとは。
前作、全てを出し切った「スマホを落としただけなのに」を沢山の方にみていただいたという事でとても嬉しく思います。また皆様にゾクゾクしてもらえるよう、チーム一丸となり良い作品を作れるよう頑張ります!
■中田秀夫監督のコメント
『スマホを落としただけなのに』を大勢の方に楽しんでいただき、とても光栄に思います。
前作のラストでは、フィジカルにも心理的にも対決した千葉さん、成田さんですが、彼等には強固な共通点があり、どうしようもなく惹きつけ合う点もありました。続編ではこの二人の「奇妙なタッグ」を軸に物語が展開します。お二人に俳優としての個性と感覚をぶつけ合ってもらい、さらなる高みを目指したエンタテイメントを作り上げたいと思います。