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普通の眼鏡に見えるスマートグラス「Focals」がリニューアル!最短トランジットルート通知機能などでより便利に

2019年04月03日 18:01  Techable

Techable

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カナダのスタートアップNorthによるスマートグラス「Focals」がパワーアップして再登場。より使い勝手がよくなった、と評判だ。・“普通の眼鏡”のようなスマートグラス「Focals」は“普通の眼鏡に見える”をコンセプトとするスマートグラス。一見それとわからない普遍的なデザインが特長だ。レンズの一部にホログラフィックスクリーンを埋め込み、ここに情報を表示。スマートフォンと連携させてメッセージの通知や、ナビゲーション、スケジュール、天気などをチェックできるようになっている。

Amazon Alexaによるボイスコントロールも可能。音楽再生、ニュースチェック、スマートホームデバイスもコントロールできるようになっている。操作方法もユニーク。ツルに触れず、LoopというジョイスティックとDパッドを備えた指輪型のコントローラーを使用する。・全米製品デモツアーも敢行予定今回は主にソフトウェアのバージョンアップに注力。まず、効率的なトランジットルートの表示。停車駅、到着時間など、目的地への最短ルートを通知する。電車やバスに乗るべき時刻や到着予定時刻をライブで予想するので、いつ家を出ればいいかも正確に把握できる。

アップデートによりSpotifyの操作も可能に。アカウントにログインし、Spotifyで接続されたデバイスから再生を開始すると、“Now Moment”に現在のアーティストと曲を表示。Loopリモコンからの再生コントロール(再生・一時停止、巻き戻し、スキップ、音量)もサポートされる。

市場に出て久しい気もするが、スマートグラスの市場は未だ黎明期にある。メーカーはユーザーの要望を汲みながら、手探りで製品の改良を続けている状態だ。これはスマートグラスのみならず、ウェアラブルデバイス全般に言えることかもしれない。

そんな状況を打破したい気持ちもあるのだろう。Northでは新生「Focals」をより多くの人々にアピールするため、米国内での製品デモツアーを敢行する予定。今後も改良に努めていく所存だ。

souce by SLASH GEAR