ミック・ジャガー(75歳)が今週、米ニューヨークで心臓弁置換手術を受けるという。そのため、ミックがフロントマンを務めるロック界のレジェンドバンド、ザ・ローリング・ストーンズは全米ツアーの延期を発表しているものの、ミックの手術は非侵襲的なもので、術後の完全回復が見込まれていると英ザ・サン紙が報じている。
ある関係者は同紙に「ミックは、非侵襲的な心臓弁の手術を受けます。術後の経過の見通しは良く、このような手術の成功率は高いものです」と話しており、ミックは術後48時間で退院し、夏までにステージに復帰したいと考えているという。
一方、英国心臓財団のメディカル・ディレクター、ニレシュ・サマーニ教授は、ミックは内視鏡外科手術を受ける可能性が高いと話している。
「利点は、開腹手術と違い、治癒に時間のかかる大きな傷を作らないことです」
「患者は、24時間から48時間以内に退院でき、1~2週間で回復も進み、1か月で通常の健康状態に戻ります。手術が順調に行けば、とても成功率が高いもので、ミックは以前よりも元気になる可能性がありますよ」
同バンドが3月30日、全米スタジアムツアーの延期を発表した際、ミックはこう声明を出していた。
「ファンを失望させて申し訳なく思っています。ツアーが延期となり非常に残念ですが、出来るだけ早くステージに戻る日を楽しみにしています」
また、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ロニー・ウッドら他のメンバーも自身の声明を発表し、「ミック・ジャガーは、治療が必要なためツアーは出来ないと医師から指示が出ました。ミックは完全に回復の見込みだと医師から言われていますので、出来るだけ早くステージに戻ってくる予定です」と話している。
ある関係者は以前、ミックはドクターストップがかかっているものの、自身はその自覚症状がないため退屈していると報じられていた。
「彼は、非常にフラストレーションを感じているようです。今は全く元気なため、活動を再開したくてしょうがないようです」
「医師の指示は受け入れているものの、彼は健康には気を使っていますし、今は全く別状がないと感じているようです」
「彼は早い回復を見込んでいます。今は仲間達とマイアミでぶらぶらしているだけですよ」
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