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ジャスティン・ビーバー、エイプリルフールの「妻が妊娠」ジョークを謝罪

2019年04月03日 10:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

批判記事を添えて謝罪したジャスティン(画像は『Justin Bieber 2019年4月2日付Instagram「There’s always gonna be people offended, there’s also people who don’t take jokes very well, I am a prankster and it was APRIL FOOLS.」』のスクリーンショット)
今月1日のエイプリルフールに妻ヘイリーが「妊娠した」と思わせる写真を投稿したジャスティン・ビーバー。繊細なトピックを面白おかしくジョークのネタにしたジャスティンは、世間から「無神経」「配慮が足りない」と猛バッシングを浴びる羽目になった。そして一夜明けた現地時間2日にInstagramを更新し、前日の行為を謝罪した。

現地時間1日、ジャスティン・ビーバーは何の前触れもなく胎児のエコー写真や妻ヘイリー・ボールドウィンの産婦人科検診さながらの様子をInstagramに公開し、世間を驚かせた。最初に投稿された胎児のエコー写真でエイプリルフールのジョークだと思っていたファンも、次にヘイリーの検診を受けるような姿がアップされたことから「なんて素敵なニュース! おめでとう」「“ビーバーJr.”? サイコーだね!」とカラフルな絵文字とともに多数の祝福コメントが寄せられた。

しかしその後、ジャスティンが投稿したのは子犬の画像を貼り付けたエコー写真だった。「エイプリルフールだよ~」と悪戯っぽくコメントを残したジャスティンに、ファンは「やられたっ!」「まんまと騙されちゃった」と書き込んでいたが、妊娠という繊細なトピックだけにこのジョークが配慮に欠けていると感じた人も少なくなかったようで、「子供を亡くした親の気持ちは考えられない?」「この“ジョーク”がどれだけ残酷で無神経なものか、あなたが気付いてくれることを願う」といった多くの批判の声が集まってしまった。

これを受けジャスティンは一夜明けた現地時間2日、自身への批判を取り上げた記事のスクリーンショットをアップし長文を綴った。その出だしは、

「ジョークにはいつだって、気分を害する人や上手に受け流せない人がいるもの。僕は悪戯好きで、昨日はエイプリルフールだった。」

という文面で始まっており、自分の周りにはエイプリルフールに「妊娠を偽り両親を驚かせる」という“お決まりジョーク”を仕掛ける人が多いと釈明した。しかしジャスティンは同時に、

「子供を持てない人たちを無神経なジョークで傷つけるつもりは毛頭なかったんだ。」
「今回のジョークは全て僕の判断でやったこと。気を悪くしてしまった人達には謝罪したい。ほんの悪戯に人が傷ついてしまうなんて、それは僕の本意じゃないから。」

と謝罪を表明した。

またジャスティンは、笑ってくれるだろうと思い妹に誕生日ケーキをぶつけたところ、予想に反して泣いてしまったという過去のエピソードを例に挙げ、

「何が人の気持ちを傷つけるのかは、時に予測がつかないもの。」
「悪戯を仕掛けるってことは、時にリスクも伴うってことなんだと思う。」

と自分なりの見解を述べた。

迅速かつ真摯な態度を見せたジャスティンだが、その一挙手一投足が叩かれてしまう彼を気の毒に思う人も多く、

「エイプリルフールだったんだから、ジャスティンは謝る必要なんてない。」
「世の中が過敏になりすぎているだけ。気にしない方がいいよ。」

といったサポートの声も聞こえている。昨日は400万~500万件超の「いいね!」がついていた一連の写真は、一夜明けた2日には700万件を超えそうな勢いを見せている。

ファンを楽しませるためのジョークだったつもりが、結果的に猛バッシングを浴びたジャスティン・ビーバー。心の健康の回復が最優先の彼にとって、今年はなんとも笑えないエイプリルフールになってしまったようだ。

画像は『Justin Bieber 2019年4月2日付Instagram「There’s always gonna be people offended, there’s also people who don’t take jokes very well, I am a prankster and it was APRIL FOOLS.」、2019年4月1日付Instagram「If U thought it was April fools」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)