マクロミルは4月2日、「働く男女1000人に聞く2019年ゴールデンウィーク調査」の結果を発表した。調査は今年3月上旬、全国の20~59歳の公務員、経営者・役員、会社員を対象にインターネットで実施。同社のモニター会員1000人から回答を得た。
今年のゴールデンウィークは最大で何連休取得できそうか聞くと、「10連休」が43%と圧倒多数だった。2位が「9連休」(7.8%)、3位「1日※連休無し」(6.9%)だが、4位以下は「2連休」(6.1%)、5位「4連休」(5.8%)と、さほど変わらない。「0日」(休みなし)と答えた人も3.6%いた。連休日数の平均は「7.1連休」で、昨年の平均「4.3連休」から 2.8日増加した。
人気の過ごし方「買い物に行く」「睡眠をたっぷりとる」「テレビやDVDを観る」
ゴールデンウィークの予算は1万円~2万円(24.0%)が最も多く、次いで2~3万円未満(13.9%)だった。平均は4万7539円で、昨年の平均3万2972円よりも1万4000円以上増加した。
今年のゴールデンウィークに使うお金は「同程度」(50.9%)だと思う人が最多。「増える予定」(16.1%)、「少し増える予定」(23.8%)を合わせて「増える予定」と回答した人は、合計で40%に上った。「増える予定」は昨年の調査(16%)よりも24ポイント上昇している。
ゴールデンウィーク中の予定(複数回答)を聞くと、1位「買い物に行く」(47%)、2位「睡眠をたっぷりとる」(46%)、3位「テレビやDVDを観る」(29%)だった。
長期の休みに増加が予想される旅行は、「国内旅行(泊まり)」は昨年の19%に対し20%で、「海外旅行」は昨年の2%が3%と、大きな変化は見られなかった。
「休みではなく仕事がある」「道路が混みそう」楽しみに思えない人も
ゴールデンウィークが楽しみですか?との質問には、「どちらともいえない」(28%)が最多だったが、「やや楽しみ」、「とても楽しみ」を合わせて47%が「楽しみ」と回答している。
「楽しみ」と答えた人のうち、ゴールデンウィークが楽しみな理由を複数回答で聞くと、1位が「体をゆっくり休められそうだから」(60.2%)、2位「仕事をしなくていいから」(52.1%)、3位「旅行やイベント参加など楽しみな予定があるから」(48.5%)となっている。その他、「睡眠をたっぷりとれそう」や、本・漫画・ドラマ・アニメなどを一気に見る、友人に会う、掃除や資格取得など、ふだん時間がなくてできないことをやるため、楽しみにしている人が多い。
一方、「楽しみではない理由」は、1位が「休みではなく仕事があるから」(41.2%)、2位「外出先が混んでいそうだから」(32.4%)、3位「道路や交通機関が混みそうだから」(26%)だった。その他、「休み明けにしわ寄せがきそう」「家族の面倒をみなければいけない」など、連休中のマイナス面が挙がった。