CMサイトは4月2日、「前職が意外すぎる芸能人ランキング」に関する調査結果を発表した。調査は2018年7月にネット上で実施し、1万1809人から回答を得た。
1位は俳優の竹内力さん。前職は銀行員で、行員時代に身についた札勘定の技術が「ミナミの帝王」で役立ったという。具体的には、
「今のキャラからは想像できない」
「ビジュアルとのギャップが一番スゴいので」
「役のイメージと正反対の職業」
といった声が多く寄せられた。今は強面のイメージがあるが、デビュー当初は爽やかイケメン俳優としてデビューした。1990年代を代表するドラマ「101回目のプロポーズ」でヒロインに思いを寄せる同僚のバイオリニスト・沢村尚人役として出演した。
藤井フミヤさん、メンバーが高校卒業するのを待って国鉄を退社
2位は歌手の藤井フミヤさん。元国鉄職員(現JR九州)で、長崎県の早岐駅に輸送係として貨物列車の操車・入れ替え業務に従事していた。チェッカーズメンバーが高校を卒業するのを待って退社。後にJR九州のCMキャラクターになった。回答者からは、
「デビュー当時はやんちゃなイメージがあったから驚きました」
「電車のイメージがない」
「おしゃれなのでファッション関係かと思ってました」
といった声が寄せられた。3位は福山雅治さん。高校卒業後、地元の電子計測器会社に就職。音楽の道を進むために上京。材木店で働きながら音楽活動を続ける。前職を知った人たちからは、
「サラリーマン臭を感じない」
「自分と同じ職種なので親近感が湧いた」
と驚きの声が多く上がった。
とんねるず石橋貴明さんはハイアット勤務、高田純次さん宝石販売員
4位はタモリさんで、保険外交員、旅行代理店、ボーリング場支配人の経験がある。保険外交員、在籍期間2~3年ほどだったけど営業成績は常にトップクラスで、表彰された経験もあるという。
回答者からは「いろんな職種に就いてるのにびっくり」という声もあがったが、タモリさんは鉄道、料理、音楽、古地図などさまざまな趣味を持ち、興味の範囲も広い。納得の前職なのかもしれない。
5位はとんねるずの石橋貴明さん。センチュリーハイアット東京(現・ハイアットリージェンシー東京)のホテルマンとして従事しており、
「学生後すぐお笑い芸人になったと思ってた」
「やんちゃなイメージなので」
「前に出る仕事がピッタリなので意外」
といった声が寄せられた。6位以降、トップ10にはシンガーソングライターのYUKIさん(バスガイド)、俳優の役所広司さん(区役所職員)、タレントの高田純次さん(宝石販売員)、お笑いコンビ・バナナマンの設楽統さん(西武鉄道職員)、俳優の向井理(バーテンダー)が入った。