2019年F1バーレーンGP決勝で、ルノーのダニエル・リカルドはトラブルのため57周のレースを53周でリタイアした(18位完走扱い)。他とは異なる1回ストップ戦略で走ったリカルドは、レース終盤、ポイント圏内にいたものの、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグとほぼ同時にコース上でマシンをとめた。リタイア原因はパワーユニット(PU/エンジン)のMGU-Kのトラブルだということだ。
■ルノーF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=リタイア(18位完走扱い)
今日のレースではいろいろなことが起きた。最初のうちは、競争力のあるペースで走れそうな感じだったので、1ストップの戦略を採ることにした。ただ、最初のスティントを長くした結果、タイヤにかなり苦労したことは確かだね。あとから考えると、2ストップの方が良かったようだ。レース終盤には、もうポジションを守ることもできず、みんなに抜かれる一方だった。僕としてはもっと戦いたかったんだけど、悲しいことに、それは不可能だったんだ。最後はMGU-Kのトラブルだ。
今回は浮き沈みの激しい週末で、いろいろなことがあった。これから少し時間をかけて、あらゆることを消化して理解し、さらに力をつけて次のレースに臨むよ。