モビリティランドは4月1日、3月22日開催の取締役会において、2019年6月下旬づけの代表取締役社長人事を内定したと発表した。現在代表取締役社長を務めている山下晋氏は6月下旬で退任し、田中薫氏が新任候補となっている。
2006年に株式会社鈴鹿サーキットランドと株式会社ツインリンクもてぎが対等合併して生まれたモビリティランドは、鈴鹿ともてぎでのレース開催、サーキット運営、さらに各遊戯施設の運営やホテル運営、安全運転講習会の開催など、多岐に渡った事業を手がけている。
山下社長は、F1日本グランプリの盛り上げに向けたさまざまな施策を行ってきたほか、近年では鈴鹿1000kmを2018年から鈴鹿10時間に名称を変え世界的レースに発展。また、2019年には『モースポフェス』を開催するなど、これまでの伝統を受け継ぎながら、新たなモータースポーツイベントを開催してきた。
今後、6月下旬に開催予定の定時株主総会、およびその後の取締役会において、山下社長の退任と田中薫新社長の就任が正式に決定する予定だ。