トップへ

メルカリに「令和」グッズが早くも登場 マグカップ、素人の手書き色紙、デコトラ用ステッカーなど

2019年04月01日 14:00  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

平成に次ぐ新元号「令和」が発表されたことを受け、メルカリには早くも「令和」グッズが多数出品されている。特に多いのは新元号発表に伴って新聞各社が発行した号外だ。朝日新聞や読売新聞の号外が1000円~3500円と高額で出品され、取引が成立していた。

ただ、中には「令和」と書かれた紙やうちわなどもある。A4のコピー用紙に「令和」と書かれた品は説明欄に、

「どうか買ってください。記念にどうですか? 値下げできます。素人の手書きです」

と書かれていた。この品は1000円で出品されていたが、後に削除されていた。

菅官房長官が「令和」の書を掲げた姿をプリントした「令和Tシャツ」も


毛筆で「令和」の文字を書いたものは複数出品されていて、このうち13時30分時点で最も高いのは、金の色紙に書かれた5000円の品だった。

大阪からは、菅官房長官が「令和」の書を掲げた姿がプリントされた「令和Tシャツ」が2500円で出品された。「車に貼ってアピールしましょう!」のコメントと共に出品されたデコトラ用の「令和ステッカー」(1枚1500円)や、大化から平成までの元号と共に令和が書かれた「令和マグカップ」(1900円)、ゴシック体、丸ゴシック体、明朝体の3種類のフォントが用意された、書類訂正用の「令和シール」(370円)などもあった。

このほか、「令和セール」「令和決定セール」などと題し、イヤホンや置き時計、洋服など、元号とは特に関連がなさそうなものも出品されていた。セールと書いてはあるものの、実際にどのくらいお買い得なのかは不明だ。

安倍晋三首相は新元号について、「人々が美しく心折を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている」と明かしている。万葉集巻五に収められた「太宰帥大伴の卿の宅に宴してよめる梅の花の歌三十二首、また序」の冒頭、「時に初春の令月、気淑く風和ぐ。梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」から取られた。元号はこれまで漢籍から引用されていて、国書から取られたのは確認が可能な範囲で今回が初めてとなる。