バースレーシングプロジェクトがTCRジャパンシリーズに導入するアウディRS3 LMSとフォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR バースレーシングプロジェクト(BRP)は4月1日、2019年に開幕するTCRカーによるスプリントシリーズ、TCRジャパンシリーズのジェントルマンクラスに、フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRとアウディRS3 LMSの2台体制で参戦すると発表した。
ピレリスーパー耐久シリーズで活躍しているBRPは、近年世界的な広がりをみせているTCRカーに早くから着目。2017年にアウディのTCRカー日本初導入を果たすと、同年よりピレリスーパー耐久シリーズのST-TCRクラスに参戦し2年連続でシーズン3位という成績を収めている。
そんなBRPは2019年シーズンもアウディRS3 LMSでのスーパー耐久出場を継続するほか、メルセデスAMG GT4を用いて同シリーズST-Zクラスへの新規参戦も決定。すでに体制発表を実施済みだ。
これと並行して活動することになるTCRジャパンシリーズでは、豊富な経験値を持つアウディRS3 LMSに加えて、フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRが新たに導入される。マシン名はそれぞれBRP☆HITMAN☆ANDARE Golf GTI、BRP☆RN Sport Audi Mie RS3となり、ドライバーはゴルフGTIにHIROBONが、アウディRS3には植田正幸が起用されることが発表された。
BRP代表の奥村浩一氏は2019年体制発表に際し、次のように語っている。
「2017年のTCR国内耐久レース初導入に続き、2019年はTCRをスプリントレースにも2台投入することとなりました」
「TCR車両の豊富な運用実績を武器に、TCRジャパンシリーズのジェントルマンクラスにフル参戦し、耐久レースとは違ったスプリントレースの面白さをみなさまにご覧いただけるように、チームとドライバー一丸となって戦って参りますので、ぜひぜひご支援、ご声援何卒よろしくお願い致します」
全日本スーパーフォーミュラ選手権のサポートレースとして行われるTCRジャパンシリーズは5月18~19日、大分県・オートポリスで記念すべきオープニングレースが開催される予定だ。