スーパーGT開幕戦を来月に控え、富士スピードウェイでは3月30~31日、シーズン開幕前の最後の合同テストが実施されました。
関口雄飛は、LEXUS TEAM au TOM’Sの36号車を駆ってテストに参加。今回のテストには、チームメイトの中嶋一貴選手がWEC参戦のため欠場する際の代役ドライバー候補として、宮田莉朋選手がサードドライバーとしてステアリングを握りました。
初日は天候が危ぶまれましたが曇り空のもと、路面コンディションはドライのままでのセッションとなりました。各チームともにそれぞれのプログラムを着々と進めるなか、関口雄飛は午前中に39周をこなし1分1分29秒066をマーク。中嶋一貴選手は17周をこなして1分29秒315、宮田莉朋選手は4周をこなして1分35秒004でした。総合順位は8番手で午前のセッションを終了しました。
午後のセッションも天候は変わらずドライコンディション。チームはまだGT500の経験がない宮田莉朋選手により多くの走行時間を与えるために、関口雄飛が12周を重ね1分29秒240をマークすると宮田莉朋選手にステアリングをゆだね、51周を走破させました。
テスト2日目は快晴。午前のセッションでは、こんどは中嶋一貴選手が29周を重ね1分30秒366、宮田莉朋選手が34周を走り1分29秒411をマーク。次第にGT500の感触をつかんできたようです。関口雄飛はこのセッションを走ることなく終えました。
最後のセッションでは関口雄飛が再びステアリングを握り、最終的な確認をすると再び宮田莉朋選手がステアリングを握り、最後まで走り切りました。最終的に1分29秒621の9番手で午後のセッションを終えました。
■関口雄飛のコメント
「今回のテストは、まずまずの内容だったと思います。予定されていたタイヤテストのプログラムもすべてこなすことができましたし、タイム的には伸びませんでしたが、各チームともにテストの内容が違いますから、そのあたりは問題ないと思います」
「自分にとって安心できたのは、GT500っを本格的に乗るのは初めてだった宮田莉朋選手が、いい感じでマシンに慣れてくれて、すぐにタイムを出してくれたことですね」
「開幕戦までにやるべきことはすべて終え、準備万端で開幕戦を迎えることができると思います。今シーズンもチャンピオン目指して頑張りますので、皆さん応援よろしくお願いします」