MotoGP第2戦アルゼンチンGPの決勝レースがアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われ、MotoGPクラスで優勝を飾ったマルク・マルケスと2位のバレンティーノ・ロッシ、3位のアンドレア・ドヴィツィオーゾがプレスカンファレンスに登場。レースを振り返った。
■マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム(決勝 優勝)
「すごくうれしいよ。すごく満足のいく週末だった。セッションのなかで力強さを感じていられたし、バイクのセットアップやタイヤなどについてもしっかり理解できたんだ。レース運びについてもね」
「最初から集中して、プッシュした。そしてレースをマネジメントして、最後までいい形で終えられるように心がけたんだ」
「もしスタートがよかったら最初からプッシュするつもりだったし、そうでなければタイヤをセーブしようと思っていた。最初のラップで0.7秒かもう少し、それくらいのアドバンテージを築けたとわかった。序盤には全力でプッシュして大きな差を築き、後半にはリスクを避けるために100%でのプッシュはしなかったよ」
■バレンティーノ・ロッシ/モンスターエナジー・ヤマハMotoGP(決勝 2位)
「去年のザクセンリンク以来(の表彰台)。長いこと表彰台を獲得できていなかった。だから、とてもうれしい。去年のマレーシアとバレンシアでは表彰台を獲得できる強さがあったけれど、ミスによって実現できなかったからね」
「この週末は金曜日からうまくいっていた。フリー走行1回目からうまく乗れていたんだ。いい状態だったよ」
「レースもよかった。もう少し速さがあると思ってはいたけれどね。ドヴィ(アンドレア・ドヴィツィオーゾ)をオーバーテイクしようと試みた。けれど、気温のせいで少し問題が生じてしまったんだ」
「(最終ラップでは)ものすごく緻密なブレーキングが必要だとわかっていた。僕は7コーナーで(ドヴィツィオーゾ)に仕掛けた。アンドレアとの最終ラップの戦いはすばらしかったね。すごく興奮したよ」
■アンドレア・ドヴィツィオーゾ/ミッション・ウィノウ・ドゥカティ(決勝 3位)
「今週末の目標は表彰台を獲得することで、それを達成できた。とても満足しているよ。けれど、レースでタイヤがうまく機能しなかったことについては不満だ。最後の10周では、自分が望むような速さではなかった」
「バレ(バレンティーノ・ロッシ)はとても安定していたと思う。(ロッシが)最終ラップにオーバーテイクを仕掛けてきて、僕は防ぐことができなかった。僕たちの戦略は良かったと思う。けれど、タイヤについてはあまり満足しているとは言えないね」