エン・ジャパンは3月29日、「キャリアチェンジ(職種転換)をテーマにしたアンケート」の結果を発表した。調査は今年1月中旬から2月中旬にかけて実施。同社が運営する『エンウィメンズワーク』を利用する女性664人から回答を得た。
キャリアチェンジに興味がある人は87%。そのうち46%が「キャリアチェンジに向けて転職活動中」、41%の人が「興味はあるがまだ動いていない」という状況だった。希望職種は1位が「一般事務・営業事務」(49%)、2位が「人事・総務」(32%)だった。
キャリアチェンジ成功に必要だと思うこと「意欲」「自ら学ぶ姿勢」「目的の明確化」
経験職種と希望職種の関連を見ると、「一般事務・営業事務」を希望した人のうち最も多かった経験職種は「営業」で81%。「人事・総務」希望者では「広報・宣伝」で60.0%だった
「キャリアチェンジで叶えたいこと」で最も多かったのは「収入を上げたい」(64%)。以降、「自分の可能性を広げたい」(48%)、「仕事を通じて成長したい」(43%)、「将来性のある職種につきたい」(40%)と続く。
キャリアチェンジの経験の有無を聞くと、半数を超える54%が「ある」と回答。成功の秘訣を聞くと、1位は「意欲・やる気」で59%。2位は「自ら学ぶ姿勢」で53%、3位は「キャリアチェンジの目的をはっきりさせておく」で42%という結果となった。「仕事に役立つ資格・スキルを身につける」といった実用的な意見や、「たくさん応募する」というアクティブな意見も見られた。