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SixTONESが関西ジャニーズJr.と『映画 少年たち』のロケ地巡り 登場シーンを再現するサービスも

2019年04月01日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

 ジャニーズJr.の人気ユニットSixTONESが、YouTubeに『 【「映画 少年たち」 公開記念】初登場だ!関西ジャニーズJr.!!! 一緒にロケ地巡りSP』の動画をアップした。関西ジャニーズJr.の室龍太、西畑大吾、小島健と共に、『映画 少年たち』のロケ地となった旧奈良監獄を巡り、思い出話に花を咲かせる。


(関連:『Mステ』出演のSixTONES&Snow Man、最新のYouTube動画からその魅力に迫る


 『映画 少年たち』は、ジャニーズオリジナルの舞台『少年たち』を原型にした、ミュージカルエンターテインメント。様々な理由で少年刑務所に収監された少年たちが、若さゆえにぶつかり、看守たちの厳しい監視に抵抗しながら、確かな友情を育んでいく様を描く。


 1969年に初演され、その後2010年に復活。歴代の人気ジャニーズJr.たちによって受け継がれてきた。Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTらも経験してきた舞台だ。本作で、メインキャストを務めるSixTONES、Snow Manは、2015年より4年連続で出演。関西ジャニーズJr.も2010年より定期的に松竹座の舞台に立ってきた。


 いわば、ジャニーズアイドルの“登竜門“の一つとも言える歴史と伝統ある作品を、明治時代に建築された日本最古の刑務所を舞台に映像化。劇場の変形ステージで綴られてきた物語も迫力満点だったが、実際の監獄という場所が持つリアリティが、より重厚感のある作品に仕上げている。


 SixTONESの動画では、田中樹がMCを務めることが多いのだが、今回は関西ジャニーズJr.の室が進行役に挑戦する。持ち前の明るさとノリの良さで盛り上げようとする室だが、「始まりましたー、M(室)TV!」と声を張るも、一同「チーン……」な表情。「MTV?」と怪訝な顔でたずねる京本大我に、他のメンバーも「MTVって何?」「YouTubeだよ?」と続く。


 これには室も「やれ言うたからやってんねや!」と反論するも、ジェシーが待ってましたと言わんばかりに「やれ言うたからやってんねや!」と全力モノマネ。しかし、同じ関西ジャニーズJr.の西畑と小島もニコニコとして助け舟を出す気配はない。孤軍奮闘に、たまらず「おい、味方しろや!」と関西ノリではたきながら小島にツッコむ。


 すると、今度は森本慎太郎から「先輩の圧!」と注意され、田中が小島に駆け寄ってまるでパワハラだと言わんばかりの展開に。台本なく、こんなイジり芸ができるのも、SixTONESのチームワークの良さ+関西ジャニーズJr.のポテンシャルの高さがあればこそ。


 そんな冒頭から大騒ぎの9人で、いざ旧奈良監獄の中へ。5つの収容棟が見渡せる中央監視所、規律を見出した者が入れられた懲罰房など、彼らと一緒に重要文化財の社会科見学を回っているような気持ちになれる。そして「闇を突き抜けて」「俺たちは上等」などの劇中歌が撮影された場所を、「カメラに映り込まないように隠れてた」など裏話と共に見て回れるのはYouTube動画ならでは。


 また、田中がカメラを持ち、関西ジャニーズJr.が登場したシーンを再現するサービスも。だが、もちろん一筋縄でいくはずもなく、室が“おいしい“展開になっているので、ぜひとも映画の本編と比較して楽しんでみてはいかがだろうか。


 さらに、SixTONESの「JAPONICA STYLE」の歌唱シーンの本人再現も。先日、『ミュージックステーション』3時間スペシャルでも披露し、より認知度を高めたSixTONES。また、彼らが表紙を飾った週刊誌『anan』2145号は、異例の重版が決定するなど勢いを増している彼ら。『映画 少年たち』では高いパフォーマンスを、雑誌では美しいグラビアを、そしてYouTubeでは飾らない面白さを……この春は、多面的な魅力を放つSixTONESを味わい尽くしてはいかがだろうか。


(佐藤結衣)