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カイリー・ジェンナー、史上最年少ビリオネアも「どこに向かっているのか分かっていなかった」

2019年03月29日 17:31  Techinsight Japan

Techinsight Japan

21歳でビリオネアを達成したカイリー・ジェンナー(画像は『Kylie 2019年3月11日付Instagram「Sprinkle Velvet Lip available now on KylieCosmetics.com and in store at @ultabeauty」』のスクリーンショット)
Facebook創設者マーク・ザッカーバーグ氏の23歳という記録を抜き、21歳の若さで史上最年少のビリオネアを達成する快挙を成し遂げたカイリー・ジェンナー。しかしカイリーはビジネスを始める前から有名だったため、『Forbes』誌が彼女を「セルフメイド(自力で達成)」と表現することに多くの人が疑問を持っている。このことについてカイリーが思いを明かした。

カイリー・ジェンナーは2007年からスタートした米リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に家族で出演し、幼い頃からすでに世に知られた存在だった。コンプレックスだった唇をフィラー注入によって分厚くしたことで注目を浴び、自身のリップスティックの販売を開始。すでにSNSで莫大のフォロワーを抱えていたことから、発売すれば即完売となり成功の道へと進んでいった。そしてついに今月、コスメブランド「Kylie Cosmetics(カイリー・コスメティクス)」などから資産推定額が10億ドル(約1120億円)に達して、21歳で最年少ビリオネアとなった。しかし『Forbes』誌がカイリーを「セルフメイド(自力で達成)」と評価したことに、世間からは「自力ではない」と批判の声があがっていた。

これらの批判について、カイリー・ジェンナーは『Interview Germany』にこのように説明している。

「『セルフメイド』以外に表現できる言葉なんて本当にないの。だって、それが事実だから。そのカテゴリーに私は分類されるの。でも、私の場合は特別なケースよ。Kylie Cosmeticsをスタートする前から大きな基盤があったし、たくさんのファンがいたから。私は15歳を過ぎてから、親から一銭ももらっていなかった。100パーセント自分のお金で会社をスタートさせたわ。私の銀行にある10セントでさえも(親から)受け継いだものではないわ。私はそれをとても誇りに思っているの。」

とはいえ、カイリー本人も自身の成功に驚いているもよう。

「Kylie Cosmeticsに自信はあったけれど、自分自身がどんなところに向かっているのかなんて分かっていなかった。」
「素晴らしいと思うし、ワイルドよね。最年少で(ビリオネア達成)できるなんて、恵まれているわ。」

異父姉コートニー、キム、クロエ・カーダシアンらが番組の人気を支え、同じ両親から生まれた姉ケンダル・ジェンナーは抜群のスタイルと美貌を持つことでモデルの道に。末っ子カイリー自身、自分の生きる道を探していた時に、コスメブランドというパッションを見つけることができたのだろう。世間からの批判はあれど、これまでの努力は本人が一番理解しているに違いない。

画像は『Kylie 2019年3月11日付Instagram「Sprinkle Velvet Lip available now on KylieCosmetics.com and in store at @ultabeauty」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)