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ホアキン・フェニックス、ジェイク・ギレンホールらが黄金に狂う 『ゴールデン・リバー』予告編

2019年03月29日 17:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 ジャック・オーディアール監督最新作『ゴールデン・リバー』の公開日が7月5日に決定し、本予告編が公開された。


参考:映像はこちら


 第75回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)及び「フランスのアカデミー賞」と言われるセザール賞にて4冠(監督賞・撮影賞・美術賞・音響賞)を受賞した本作は、世界的に権威あるイギリスの文学賞の1つである“ブッカー賞”の最終候補作にもなったパトリック・デウィットの『シスターズ・ブラザーズ』を映画化したもの。


 1851年、時はゴールドラッシュ。最強と呼ばれる殺し屋兄弟、無骨で優しい兄・イーライ(ジョン・C・ライリー)と、裏世界でのし上がりたい好戦的な弟・チャーリー(ホアキン・フェニックス)は、政府の内密な依頼で黄金を探す化学式をみつけた化学者(リズ・アーメッド)を連絡係(ジェイク・ギレンホール)とともに追うことになる。しかし黄金に魅せられた4人は偶然手を組むことになり、それぞれの思惑が交錯する。


 本作はオーディアール監督初の英語作品でもあり、キャストに『シカゴ』のジョン・C・ライリー、『ザ・マスター』のホアキン・フェニックス、『ナイトクローラー』のジェイク・ギレンホール、『ヴェノム』のリズ・アーメッドが揃った。


 公開された予告編は、いつも冷酷に殺しの仕事をこなす兄が、女性に対しては奥手であることを弟にからかわれてムキになって言い返す、兄弟喧嘩のシーンから始まる。ある日、政府からの内密な依頼で連絡係とともに追うことになったのは、黄金を探す化学式を知る化学者。居場所を突き止めた連絡係は兄弟に知らせようとするが「黄金によって暴力に支配されない社会を作りたい」という化学者の言葉に心酔、逃亡に協力することに。その後、連絡係の裏切りに感づいた兄弟が彼らを追いかけるが「黄金の半分は君たちにやる」という化学者の言葉に惑わされ、結果、4人はそれぞれの思惑を抱きながら手を組むことになる。(リアルサウンド編集部)