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キャサリン妃、スカウト活動に参加し児童らと交流楽しむ<動画あり>

2019年03月29日 15:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

子供達とすっかり打ち解け、野外アクティビティを楽しむキャサリン妃(画像は『Kensington Palace 2019年3月28日付Twitter「The Duchess of Cambridge joined young children taking part in @UKScouting’s pilot scheme to explore the potential of providing Scouting to children aged four and five」』のスクリーンショット)
英王室キャサリン妃は現地時間28日、ロンドン東部の「ギルウェル・パーク」を訪問し、英国内のスカウト活動を支えてきた「The Scout Association」(スカウト連盟)の同地での活動100周年を祝福した。実験的プログラムの視察では児童らに交じりハンドペインティングなどを体験、そこで見せた等身大の姿に「児童から大変な人気」「謙虚で気配りのできる方」とボランティアとして参加したティーンエイジャーから称賛の声があがっている。

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少女時代は「Girlguiding」(ガールガイディング、日本のガールスカウトに相当)が提供するプログラム「ブラウニー」のメンバーとして、積極的にコミュニティ活動や野外体験に参加していたキャサリン妃。

現地時間28日にはロンドン東部の「ギルウェル・パーク」を訪問し、「The Scout Association」(スカウト連盟)が実験的に行っているプログラムを視察した。この日はえび茶色の「J.Crew」のタートルネックセーターにスカウトユニフォームをイメージした白・赤・青のスカーフをプラス、そして黒のスキニージーンズに足元は「See by Chloé」のコンバットブーツを合わせ、カジュアルな装いで登場した。

「ギルウェル・パーク」では4~5歳の児童たちと一緒にハンドペインティングや洞穴作りを体験、率先して緑の塗料に手を入れたり、葉っぱを投げつける児童に笑顔で対応しながら、野外活動を満喫したようだ。同プログラムは、一生役立つ実践スキルやチームワーク、リーダーシップなどを養うべく幼少時からの野外活動を推奨しており、就学前に困難に負けない強い精神力や対人コミュニケーション能力を培う目的で、4~5歳の男児・女児を対象に実験的に行われている。

キャサリン妃はこのプログラムに大変感銘を受けたようで自身の子供達、ジョージ王子(5)やシャーロット王女(3)にもプログラムを体験させたいと考えているようだ。この日パーク内を案内したローレン・ノーブルさん(14)は、のちにこう話している。

「キャサリン妃はご自身のお子さん達にもスカウト活動に参加させたいとおっしゃっていました。」

英南部オックスフォードシャーのスカウト団体で活動するカメロン・リダーさん(16)も、この日のキャサリン妃の様子について「児童達にとてもフレンドリーに接していらっしゃいました。汚れを気にすることもなくすっかり打ち解けていました」と述べており、またタシーン・パテルさん(17)はキャサリン妃と宗教や文化の違いについて話したそうで、次のように明かした。

「妃は互いへの理解を深め、宗教や文化を知ることはとても大切だとおっしゃっていました。妃の参加に私たちは皆とても緊張していましたが、妃はとても謙虚な方で皆をリラックスさせてくださいました。」

先日は王室入り以来8年目にして初めて、エリザベス女王の公務へ単独同行したキャサリン妃。女王に敬意を表したクラシカルな装いと女王を立てる控え目な姿に多くの国民から称賛の声があがったが、「ギルウェル・パーク」での童心に返ってはしゃぐ姿や周囲への気配りを忘れない妃の態度に、児童やティーンエイジャーもすっかり心を奪われたようである。




画像は『Kensington Palace 2019年3月28日付Twitter「The Duchess of Cambridge joined young children taking part in @UKScouting’s pilot scheme to explore the potential of providing Scouting to children aged four and five」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)