フェルナンド・アロンソがF1バーレーンGP後のテストでマクラーレンMCL34を走らせることが正式に発表された。
2015年から2018年までマクラーレンのレースドライバーを務めたアロンソは、2019年はF1に参戦しないと決めたものの、チームとの契約は形を変えて継続している。今年2月、マクラーレンはアロンソとアンバサダー契約を結んだことを発表、契約の一環として2019年型マシンMCL34と2020年型MCL35のテストで起用する予定であることを明らかにしていた。
4月2日火曜、3日水曜に行われる合同テストで、マクラーレンはピレリタイヤのテストも担当するため、2台のマシンを走らせる。そのタイヤテスト用のマシンで、アロンソが初日および2日目の午後の合計1日半の走行を行うことが発表された。
マクラーレンはMCL34自体のテストには1日目午前にカルロス・サインツJr、午後にランド・ノリス、2日目にはノリスを起用。タイヤテスト用のマシンでは、1日目にアロンソが走行、2日目午前をサインツ、午後をアロンソが担当する。
F1レギュレーションにおいて、シーズン中のテスト4日間のなかで、各チームは最低2日はグランプリ参戦2戦以下のドライバーを起用しなければならないと定められている。ノリスはルーキーで、バーレーンGPが2戦目であるため、この規則に該当するドライバーとなる。
2回目のインシーズンテストはスペインGP後の5月14日、15日に開催される。