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涙の出会いから一転、ヒカキンがデカキンに物申す!? ファンも気になるぶっちゃけトークを展開

2019年03月29日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 人気YouTuberのヒカキンが3月27日、『デカキンにヒカキンが物申す!【ブチギレ】』と題した動画を公開した。


(参考:ヒカキン×デカキン、YouTube史に残る共演 “本家”が語る「これまで会わなかった理由」に感動広がる


 ヒカキンのモノマネで大ブレイクし、長らく本人との対面を熱望していたYouTuber・デカキン。24日、ヒカキンはいわば「ご本人登場ドッキリ」というサプライズでデカキンを感涙させる動画をアップしていた。しかし、「前回はドッキリでいい動画になったんですけど、こっちではちょっとね、物申す!ですよ」と、今回の動画では冒頭から不穏なムード。デカキンも「一撃で潰れるじゃないですか!」と気が気ではない。


 ヒカキンがどうしても気になっていたのは、デカキンの挨拶だという。ヒカキンには、おなじみの「ブンブン、ハローYouTube。どうも、ヒカキンです」という挨拶がある。そのモノマネをするデカキンは、「ブン、ハローユーYouTube。どうも、デカキンです。イェイイェイイェイイェイ! パフパフパフパフ!」とアレンジを加えており、ヒカキンは「モノマネなのに、なぜアレンジして、独自のキャラを作り込んでいるのか」と問いかけた。


 デカキンによれば、これには理由があるそうだ。いわく、深夜に撮影をすることが多いなかで、どうしても挨拶が暗くなりがちなのだという。そうすると、いつも明るいヒカキンとは似ても似つかないものになり、テンションを上げるために「イェイパフ」を考案したということだった。納得するヒカキンだが、「ブン」が一回なのは説明がつかない、とのツッコミも。これについては、ヒカキンのモノマネ動画を撮影するための題材を用意できないことも多く、しかし動画を出さなければならない、というなかで、モノマネ動画なのか、それ以外の動画なのかを峻別するために始めたことだとか。


 本家に合わせたほうがいいか、と聞くデカキンに、ヒカキンは「そう思ったこともあったんですけど、いまはデカキンさんのファンの人もイベントとかで(イェイパフを)一緒にやるから、それはもう変えたくないよね」と一言。二人の初対面の場を用意した盟友・ワタナベマホトも、デカキンの挨拶は海外イベントでも大ウケで、子どもにも大人気だということを明かしていた。


 さらにマホトは、「ヒカキンさんのおかげで、でっかい家に住んでね」と、面白半分にデカキンに感謝を促す。するとデカキンは、「冷凍庫をハーゲンダッツでいっぱいにするという夢も、ヒカキンさんのおかげで叶った」と語った。前回の動画では、YouTubeで生計を立てられるようになり、父親が亡くなる前に仕送りという親孝行ができたのも、すべてヒカキンのおかげだと頭を下げていたデカキン。話したいことは山ほどあるが、「何も思い出せない」とのことで、二人からツッコミを受けていた。


 長らくヒカキン本人に会えなかったデカキンのもとには、関係者などから「ヒカキンさんはこういう人だ」という情報が、数多く寄せられていたそうだが、そこに悪い噂はひとつもなかったという。ヒカキンからすると、「何か少しのことで、評判がひっくり返ってしまう」というプレッシャーもあるようで、その点、もともと尖ったイメージのあるマホトは得だ、という結論で一致していた。


 最後まで恐縮しきりのデカキンに、ヒカキンは「ちょっとリスペクトがあるんです」と切り出す。「芸人さんで、コミュ力が高いっていうのが、動画ですぐに伝わってくるから。それも教員(免許)持ってますよね。だから、こうやって長く、しっかり続けてこられているんだなって思いますね。苦労してきた人なんだろうなって」ーーそんな言葉に、デカキンは言葉を失っていた。


 何はともあれ、ヒカキン本人から正式に公認を受けたデカキン。タレント性の高さは多くのクリエイターが認めるところで、「コラボしたいYouTuber」のトップクラスに入ると思われる。今後、ヒカキン×デカキンのコラボ動画が見られるかどうかはまだわからないが、楽しいニュースに期待したいところだ。


(向原康太)