YouTuberのはじめしゃちょーの自宅に、またもファンが突撃してきた。住所を特定され、自宅付近で自転車のベルを鳴らされ、「はじめしゃちょーいますか~?」と叫ばれるなど、これまでにもたびたび迷惑行為を受けていた。
はじめしゃちょー宅に常駐するメンバーとの共同チャンネル「はじめしゃちょーの畑」に3月27日に投稿された動画によると、ある日13時半ごろに玄関のチャイムが鳴った。メンバーのだいちぃさんがインターフォンに出ると、少年に、
「大阪からきましたけどサインもらえますか?」
と言われた。
「すごいのは親が写真撮影してる。距離とかの問題じゃない」
はじめしゃちょーは玄関付近に監視カメラを設置しており、外の状況をリアルタイムで見ることができる。映像を確認すると、道路を挟んだ向かい側に自動車が停まっており、少年の母親と見られる人物が車内から少年を撮影していた。
少年には、サインや写真撮影に応じると、今後も自宅に突撃してきた人に対応をしなければいけなくなるため断っていると伝えた。しかし少年は一旦車に戻ったものの、移動する気配はない。はじめしゃちょーは、
「親同伴みたいな感じ? はよ帰んなさい」
「親こういうこと加担してたら、俺たち注意しても聞かんぜ」
「すごいのは親が写真撮影してる。距離とかの問題じゃない。(遠方から訪れて突撃する人が主張する)はるばる感何なのよ」
と呆れている。
少年ははじめしゃちょーが出てくるのを待っているようで、移動する気配もなく、はじめしゃちょーも「やばいよ、ほら動かない」「春ってやばいよ。こういうの多くなるね」とこぼしていた。
「親が弱すぎる。子どもは興味本位で動いてる。あの子がダメなことだってわかんない」
その後、少年は母親と2人で車から出てきて写真撮影を開始。再度インターフォンを鳴らした。メンバーのたなっちさんが対応し、家の前にずっと停車していることや勝手に撮影していることを監視カメラで把握している旨を伝えた。しかし、少年は
「サインください」
「(監視カメラがあるなら)動画に撮ってもらっていいですか?」
などと食い下がってきたという。
母親は「この子に言い聞かせるんで本当にすみませんでした」と謝罪したというが、少年は自宅前で自撮りをし、監視カメラに向かってピースサインをして手を振った。はじめしゃちょーは、
「親が弱すぎる。子どもが舵を取ってる感じ。逆らえないお母さん。親は止めなきゃいけん。子どもは興味本位で動いてるから、親な気がする。あの子がダメなことだってわかんない」
と呼びかけた。はじめしゃちょーは過去に住所が特定され、引っ越しをしたことがある。今年2月、現在住んでいる静岡から東京への引っ越しを迷っていると明かした。どっちに住むべきかファンにアンケートを取った結果、静岡に住み続けることとなった。
動画のコメント欄には「こうやって動画にすることで逆に喜んじゃうから、即警察に通報すべきだと思う」という声も寄せられていた。