オーネットは3月26日、「結婚希望年齢と交際期間に関する意識調査」の調査結果を発表した。本調査は今月22日~24日に、20~34歳の独身男女1242人(男性:603人、女性:639人)を対象に実施。インターネット上で回答を得た。
「何歳で結婚したい(したかった)ですか?」と各世代ごとに聞いたところ、20代前半(20~24歳)では、男性の約6割、女性の約7割が「29歳までに結婚したい」と回答。また、「24歳までに結婚をしたい」という回答は男性23.0%、女性21.0%であった。若いうちは早く結婚したい人が多いようだ。
20代後半では、男性の55.5%が「30代前半(34歳)までに結婚したい」と考えており、女性では57.6%が「30代前半までに結婚したい」と回答した。
30代前半男女においては、「39歳までに結婚したい」と回答した人が男性58.9%、女性59.6%となり、男女とも約6割が39歳までに結婚をする意志があるという結果となった。
40歳以上での結婚は考えていない 結婚までの交際期間「わからない」の声も多数
20代前半男性と20代後半男性を比べると、「結婚するつもりはない」と回答した人の割合が17.6%から25.5%と、7.9ポイント増加している。「その他(わからない)」と回答した人も20代前半から20代後半にかけて、男女ともに大きく割合が増えている。
30代前半男女では、40歳以上で結婚を希望する割合は、男性3.9%、女性0.9%となっている。「結婚するつもりはない」と回答した割合は男性22.5%、女性15.0%となっている。
20代、30代ともに、40歳以上での結婚はほとんど考えていないようだ。
次に、「結婚するまでの交際期間は、どれくらいが適切だと思いますか?」という質問に対し、全体で最も多かったのは「1年~2年未満」(28.3%)。次が「2年~4年未満」で24.1%だった。一方で、「0か月~1年未満」と回答した人は男性で22.4%、女性で13.6%いた。男性の方が短い期間が適切であると考える傾向にあるとわかる。
また、20代前半では「2年~4年」の割合が男性30.1%、女性37.3%と高い割合を占めているが、20代後半以降になるとその割合は低下する。
また、選択肢の「その他(わからない)」の回答割合が、女性は20代後半以降大きくなり、約3割になっていた。相手によって状況が変わってくるという回答が「その他(わからない)」に含まれると想定されるが、そうだとすると男性よりも女性のほうが現実的であると言えるのかもしれない。