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トロロッソ・ホンダのアルボン「満足いくF1デビューを飾れたからポジティブな気分。2戦目はさらにいい週末にしたい」/バーレーンGPプレビュー

2019年03月27日 16:11  AUTOSPORT web

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アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)
トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、自身2戦目のグランプリとなるF1バーレーンGPには、オーストラリアGPよりもリラックスして臨むことができるとして、いい週末を送れることを期待している。

 アルボンは、2017年、2018年とFIA-F2選手権に参戦、2018年にランキング3位を獲得した後、スクーデリア・トロロッソのシートを射止め、2019年にF1デビューを飾った。

 デビュー戦オーストラリアGPは予選13番手、決勝14位という結果だった。ポイント獲得にいたらなかったことは悔しいが、全体的に見ればいい週末を過ごせたと、アルボンは振り返っている。

「全体的にオーストラリアの週末には満足している。フリープラクティスでは他に追いつくために頑張る必要があったけれど、予選はうまくやれたと思う」とアルボンは語る。

「だからこそ、決勝でポイントフィニッシュができなかったことが少し残念だ。それでもメルボルンはいい週末だったと言えるし、ポジティブな気持ちでバーレーンに向かうことができる」

「たくさんのことを学び、準備を進めることができたと感じる。初めてのF1ウイークエンドは、とにかくスケジュールがタイトで、インタビューやメディア対応などに追われる日々だった。ファンと触れ合う機会がこれほどたくさんあるとは予想していなかったし、F2との大きな違いを感じたよ」

「でも、ドライビングという仕事には慣れているので、ヘルメットをかぶった後は、目の前のことに集中するだけでよかった。セッションで走っている時が一番リラックスできた。クルマを運転することに集中できるからね」

■「バーレーンではF2で走った経験が役立つ」とアルボン

 バーレーン・インターナショナルサーキットはF2レースで走った経験があるため、今回はよりスムーズな週末を送ることができるとアルボンは考えている。

「バーレーンはF2時代にレースをしたことがあるサーキットだ。だからサーキットレイアウトは頭に入っているし、去年は速さを発揮した。楽しいとは言えないが、クールなサーキットではある。ロングストレートがあり、すべてのコーナーが重要だ。少しモンツァに似ているところがあって、いいリズムを見つけるのが簡単ではない。あと、メルボルンほどバンピーではなく、普通のレーストラックに近いと思う」

「バーレーンでは、多少リラックスして過ごせると思う。サーキットのことを知っているし、すでにF1で1戦終えた後だからね。ベテランF1ドライバーになった気分とは言えないが、多少予測できる要素がある分だけ、スムーズに週末を過ごせるはずだよ」