トップへ

ジャスティン・ビーバー 「音楽を作っていなくてもトップこそが僕の居場所」

2019年03月27日 10:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「家族と自分の健康が最優先」とジャスティン(画像は『Justin Bieber 2017年10月20日付Instagram』のスクリーンショット)
2015年に4枚目のアルバム『Purpose』をリリースし、2016年からツアーで世界中をまわっていたジャスティン・ビーバーであったが、2017年にツアーの中止を発表。東京で行う予定だった公演もキャンセルとなった。あれから3年が過ぎ、ファンから新アルバムを期待する声が多いなか、ジャスティンが心情を明かした。

ジャスティン・ビーバーは2017年にツアーのキャンセルを発表し、「これからも現状を維持したいと感じているから。キャリア面もそう。だけど精神的な面も維持していきたい。自分の理想とする男、夫、そしていつかは父親になりたいと思う」とコメントしていた。その後、ジャスティンは昨年9月にモデルのヘイリー・ボールドウィンと結婚し“夫”になったが、現在は心の病と闘っていると伝えられている。今月にはインスタグラムに「僕のために祈ってほしい」とファンにサポートを求めていた。

そんな状況のなか、ファンはジャスティンの新曲が待ちきれない様子。しかしそれはジャスティンにとって、大きな負担になっているのかもしれない。現地時間25日、ジャスティンがインスタグラムにこのように思いを明かした。

「アルバムを出してほしいっていうメッセージをたくさん読むよ。僕は10代の全て、20代前半、ずっとツアーをしてきた。君たちも前のツアーで幸せではない僕の姿を見たと思う。気づいたんだ。僕はそれ(悲しくなること)に相応しくない。君たちもそれ(悲しい僕を見ること)には相応しくないって。君たちは元気でエネルギッシュで楽しく明るいコンサートを観るためにお金を払うんだ。でもツアーが終わる頃には、感情的な面でそれを与えることができなくなってしまった。ほとんどの人がそうだけど僕も探し、求め、試行錯誤しているんだ。みんなと同じように、僕は根深い問題を克服することにとても集中しているんだ。壊れてしまわないように、結婚を維持できるように、自分がなりたい父親になれるように。音楽は僕にとってすごく大切だけど、家族と自分の健康が最優先なんだ。できるだけ早くすごいアルバムを作るからさ。僕のカッコよさは否定できないし、僕の活力は言い表せられない、神の愛は自然の法則を超えたもの、神の恵みは信頼できる。キングの言う通り、音楽を作っていようがいなかろうがトップこそが僕の居場所。すごくなって戻ってくるよ。信じて。」

精神的な病を乗り越え、強くなったジャスティン・ビーバーならきっとこれまで以上の音楽が期待できるだろう。それまでは温かく見守るしかないようだ。

画像は『Justin Bieber 2017年10月20日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)