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「ロベルト・カヴァリ」ポール・サリッジがクリエイティブディレクターを退任

2019年03月25日 22:41  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ポール・サリッジのインスタグラムより
「ロベルト・カヴァリ(Roberto Cavalli)」のクリエイティブディレクターを務めたポール・サリッジ(Paul Surridge)が、自身のインスタグラムアカウントで同職を退任したと発表した。
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 サリッジはロンドンのセントラル・セント・マーチンズを卒業後、「カルバン・クライン(Calvin Klein)」や「バーバリー(BURBERRY)」で経験を積み、2007年にはラフ・シモンズ(Raf Simons)指揮下の「ジル サンダー(JIL SANDER)」でメンズ部門のデザインディレクターに就任した。2011年から2014年まではエルメネジルド ゼニア グループが展開するメンズブランド「ジーゼニア(Z Zegna)」のクリエイティブディレクターを務め、その後「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」のクリエイティブコンサルタントを歴任。ロベルト・カヴァリにはピーター・デュンダス(Peter Dundas)の後任として加入し、2017年9月にミラノで発表した2018年春夏ウィメンズコレクションでデビューした。
 退任についてサリッジは「この決定に深く検討してきたが、私にとってのミッションが変わり、新しい視点で新たな道へと進むという結論に至った」と説明し、他のプロジェクトにフォーカスすることを明かした。ロベルト・カヴァリに対しては「ユニークなヘリテージを持つ歴史的なフィレンツェの会社で働くことはとても名誉なことだった。この旅を可能にしてくれたすべての人々、内部のチーム、そして特にジャン・ジャコモ・フェラリス(Gian Giacomo Ferraris)CEOには素晴らしいサポートを与えてくれただけではなく、今後もメンターになってくれることに感謝している」と感謝の気持ちを示した。
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