バラエティー番組『たとえBAR 第2弾』が3月30日にNHK総合で放送される。
同番組は、水野良樹(いきものがかり)がマスターを務めるバーを舞台に、たとえ好きの常連客がたとえ話に花を咲かせるトーク番組の第2弾。常連客役の後藤輝基(フットボールアワー)、関根勤、川島明(麒麟)、壇蜜に加えて、桜井日奈子、酔客役の岩井ジョニ男(イワイガワ)が出演する。語りは渡邊あゆみが担当。
今回は新たにゲーム企画「たとえかるた」を導入。「ドアストッパー」や「袋とじ」といった言葉が書かれた15枚のコースターを使って、マスター水野が出したお題「デート」「家族」に対してアドリブでたとえる。
また「たとえジュークボックス」のコーナーでは水野がたとえの歌詞が印象的な楽曲としてaikoの“カブトムシ”を演奏。その歌詞の意味を客たちが独自に解釈するほか、「カブトムシ」に代わるたとえを提案する。
■水野良樹(いきものがかり)のコメント
僕以外の皆さんのたとえがホントに面白過ぎて…うーん、それこそたとえなきゃだめですよね(笑)。みんなで楽しみながら言葉がポンポン出てくるのを見てて、ミュージシャンの人たちがセッションしてどんどん素敵なフレーズが生み出されるような、なんか言葉によるすごいジャズセッションが繰り広げられているようでした。たとえって人を表すんですね。壇蜜さんは色っぽいたとえ、桜井さんはかわいらしいたとえをされるんですよね。第2弾となる今回の見所は、「たとえカルタ」という遊びをして前回にはない角度のたとえが出てきたことです。後藤さん、関根さん、川島さんはカウンターに乗っかっちゃうんじゃないかぐらいの勢いで前のめりになっていました。この番組をきっかけにいろんな酒場でたとえあそびが始まったら面白いですね。いまだに「何で僕がここにいるんだろう」というのがこの番組の最大の謎ですが(笑)、ぜひご覧ください!
■後藤輝基(フットボールアワー)のコメント
・「たとえBAR」はどんな番組か?
たとえ、って自然発生で出るものなので、それをあえてタイトルにつけて、トークするというのは他にはない特殊な番組だと思います。とても楽しいけど、トーク中もたとえのこと考えてるので、実は他の人の話聞いてないシーンが何回かありました(笑)。
・収録について
ゴリゴリにたとえ続けるのは大変なので、もっと堅苦しい雰囲気になるかと思ってましたけど、関根勤さんが柔らかい空気を作ってくれるので、プレイヤーとして楽しめました。
でも、たとえながらも、これホンマにたとえられてるか?と自問自答もありました。事前に考えたたとえは、かなりお蔵入りしてますね。それを言おう言おうとすると面白くなくなるので。みなさんとのトークの中で、ぼやっと出てきたものが多いですね。
・印象に残っているたとえ
「たとえかるた」コーナーで出た、関根さんの「デートは袋とじ」っていうたとえですね。実は僕も同じたとえをしようとしてたけど、解釈が全く違ったんです。関根さんは、袋とじをどうやって丁寧に開けるかっていうことで、デートがより楽しくなるっていうポジティブなたとえをしてたけど、僕は袋とじは開けてめくると、どんどんつまらなくなる、デートもおんなじっていう悲観的なたとえを考えてました。たとえって性格が出る、そこがおもしろいなって思いました。
・自分にとってたとえとは?
自分の武器とかは思ってないですね。どんな人でもたとえたがりますから。なんで人はたとえたがるんでしょうねえ。「ハトが豆鉄砲食らったような顔」とか「バケツをひっくりかえしたような雨」、とか最初に言い出した人だれなんやろう、それうまいことたとえられてるんか?って気になりますね。実は、まだ使ってないけど、先に思いついてるたとえツッコミがいくつかあって、逆にたとえられる状況を探してたりします、どんなたとえかは言いませんけど(笑)。今は発動待ちですね。