真矢ミキが、ドラマ『スパイラル~町工場の奇跡~』に出演することがわかった。
4月15日からテレビ東京系、4月19日からBSテレ東で放送される同作は、真山仁の小説『ハゲタカ』シリーズのスピンオフで、「中小企業の再生」をテーマにした『ハゲタカ4.5/スパイラル』が原作。天才的な発明家だった創業者の急逝によって倒産危機に陥った下町の町工場を、銀行員から転身した1人の企業再生家が再建させていく軌跡を描く。恩人が遺した会社マジテックの再生を請け負う主人公・芝野健夫役に玉木宏がキャスティング。
真矢ミキが演じるのは、アメリカのウォール街で成功したナオミ・トミナガ。外資系ファンド「ホライズン・キャピタルジャパン」の社長で、マジテックの特許を含めた買収を狙うというキャラクターだ。
役作りのために約22年ぶりにショートカットにしたという真矢ミキは、ナオミ・トミナガという役について「“孤高の人”です。ナオミにとっては任務を遂行する事、これこそが正義なのだと思います」とコメント。またドラマに関して「希望と絶望、善と悪、それはいつでも、社会に、生活に、背中合わせであって、時としてちょっとした思考の掛け違えで明暗が分かれるように思えます。この『スパイラル~町工場の奇跡~』を通して、皆さんが何を思われるのかが、今から楽しみです」と述べている。